• 罪悪感に取り組む
    前回の「非難感情に取り組む」では相手のある感情でしたが、今回の罪悪感は自分自身を相手にした苦しいやりとりで、非難感情と同じようにやはり実りのないゲームです。目の前の現実に対して寛大な見方ができないために攻撃が自分に向けられてしまいます。柔軟な発想に切り替える余裕がなく、ひとつの思い込みだけを信じてしまう結果、自分をいじめてしまうことになるのです。罪悪感とは自分自身に向けられた怒りの感情です。自分は...
  • 非難感情に取り組む
    非難感情は自分自身と他人を巻き込んだ実りのないゲームです。相手に対して正直に、現実的で寛大な見方ができないことが引き起してしまう面倒な感情です。それはあなたの側の一方的な思い込みが原因で独り相撲をとっている場合が多いのです。非難は事実の指摘ではなく、相手に向けられた怒りの感情です。人がこうすべきなのにしていない、あるいはやってはいけないのにやっているということに対して腹を立てているのです。この感情...
  • 完全主義では取り組めない
    新しいことに取り組もうと思う時に障壁になるのは、うまくできるだろうかという不安や、とんでもない失敗をして笑われるのではないかという恐れなどですが、これらのひとつの表れが「完全主義(完璧主義)」というものです。完全主義というのは、本人の理想は高いのでしょうが全体としてみれば、結果的に生産性が低くなったり、完成までに時間がかかるという弊害の方が目立つようになるものです。時間がかかるのは「完璧にできるま...
  • つじつまが合わない自分を卒業する
    私たちは「自分らしく生きよう」とは思うのですが、その一方で自分のやっている行動が自分自身で理解できないことがあります。自分自身でもなぜそうしているのかわからなかったり、つじつまの合わない行動をしながらどうしてそうなってしまうのだろうと混乱しているのです。客観的な理由はわからないのに、なぜだかこわくて話しかけられない人がいるかと思えば、いくらでも話し続けていたいと思う人がいたりします。自分では全然や...
  • 成功も失敗もたんなる観念である
    成功とか失敗という感情はわたしたちの内部にだけ存在するものです。勝利や敗北の感情も私がそれを認めるときにだけ意味を持つものです。これらの感情がそれ自体で意味を持つわけではなく、私たちがそれに意味を持たせ自分自身に言い聞かせているだけなのです。たとえば、あなたが植物など育てたことがなくプロになる気もなければれば、初めて花の種をまいてたとき、芽が出ただけでも感動するかもしれません。たとえあまり大きく育...
  • 空想は現実との接点を失う
    木陰で話すマーシーとチャーリー・ブラウンマーシー「あなたのことを心配してんのよチャック」チャーリー「ボクのこと?」マーシー「そうよ。あなたがあまりにも過去にこだわり過ぎているんじゃないかってね...一年以上もあの赤毛の女の子と会っていないのに、まだ彼女のこと話してるもん」チャーリー「たぶん、ボクは未来に生きていると思うんだ...つまり、それが希望というものだろ...でなきゃ、ボクは煮えきらない性格だから、...
  • 嫉妬は誰に向けられるのか
    「嫉妬」という感情は、自分の幸せをだれか他の人の存在によって左右され決定づけてしまいます「嫉妬」は自分自身でどうにも出来ないと思い込んでいますから、同然不快な痛みをもたらす感情です。対象のはっきりわかっている「怒り」などよりも、かえってやっかいな感情であると言えるでしょう。嫉妬からもたらされる感情は、実に様々なものが含まれています。・相手次第であるという依存心・傷つけられた気持ち・相手に対する怒り...
  • 苦痛から抜け出すために/向き合うこと
    苦痛に出会ったとき、私たちがとるやり方はいくつかあります。1.苦痛から目をそらすことを探し求める。2.苦痛の責任が誰にあるのかを決めつけて、それを攻撃することで苦痛を忘れようとする。3.苦痛などないかのように振る舞う。そしてもう一つは、4.苦痛そのものに向き合ってそれを体感する。最初の3つのやり方では、苦痛そのものがなくなることはないのですが、私たちはそれでも4つ目の方法は出来るだけ避けて一時的な...
  • 目標達成という脚本
    「人生脚本 - 交流分析」ではエリックバーンの脚本を紹介しましたが、現代人が多かれ少なかれ共通に抱いてしまっているのが「目標達成」という脚本です。この脚本は、まず目標が決められ、あとはそれに向けていまの自分はどうであろうとも、将来の目標達成に役に立つことに専念しなさいというものです。ここでは「いま」という時や、「いま」の自分は重要ではなく、すべては将来の目標というゴールに行き着くための布石でしかあり...
  • 自分の求めるままと人生の求めるまま
    「自分の求めるまま」と「人生の求めるまま」を区別してみましょう。自分の求めるままに生きようとすれば、どこかで限界に突き当たったり、たえず抵抗や敵に出会って不安やイライラから逃れることが出来ません。自分の求めるままに行動するときの問題の代表は「右肩上がり」の信仰です。なにごとも短い期間を取り上げてみれば、確かに右肩上がりでものごとが進行する場合があるものです。しかしその短期間のサンプルから、この後も...
  • 999mの山 - 偏見を捨てよう
    ありのままを受け入れるには、何よりも素直さが必要です。受け入れを拒否するのは、どこかで拾ってきて自分の信念に組み込んでしまった偏見や傲慢な思い込みです。科学は自然を観察し、測定し、分類することによって自然の法則を見つけ出してきました。自然の法則を知ってそれを利用することで、私たちは科学の恩恵を受けてきました。しかし、法則を手に入れたのをいいことに、今度は法則を自分の好きなように書き換えてしまおうと...
  • 新しい実験 - 不可能を手放そう
    所有すること、執着することはあなたに一時的な快感を与えます。 しかしそれは、ねたみや苦痛を生まない限りにおいて有効です。 持つことから失うことへ、持ちたいのに持てないことへの苦痛が生じた時、はじめてそこに問題があることに気づきます。 交友関係を捨てようとか、財産や所有物を捨てようということではなくて、それらとあなたが自己同一化してしまうことが問題なのです。別の言い方をするなら、人とのつきあいや自分の...
  • 人生脚本 - 交流分析
    交流分析でいう脚本(Script)とは、幼い頃に外的な出来事にどうのように反応し解釈したかを元にして、結論づけてしまった個人の人生プランのことを言います。このような脚本が作られるのは、子供は非常に幼く、何が起こっているかを理解する判断力が充分でなかったり、両親の影響をきわめて強くまともに受け取ってしまう立場にあるためです。エリック・バーンは人が従いやすい脚本パターンとして以下のようなものをあげています。1...
  • 高揚した気分に騙されないように
    TVのCMは、あなたの心をおどらせるような新しい世界へ連れて行きますと訴えてきます。あるいは、油断しているととんでもないことになりますよと脅され、この商品があなたをそこから救い出しますと親切にも申し出てくれます。あなたは、恐ろしい病気入院への対処の必要性を聞かされ、とんでもない高額の医療費で驚かされ、最後に夢のような低額の保険料に気持ちを揺り動かされるのです。新しいお酒はあなたを別世界に誘い、新し...
  • クリアステージにとどまりますか?
    TVゲームにはいろんな種類がありますが、その多くはステージをクリアしていくタイプですね。やはり新しいステージをクリアしていくところに、そのおもしろさがあるものだと思います。一方で以前にクリアしたステージはもう一度やっても、たいてい楽に攻略できるようになっていきます。ゲームとはいえ初めて知らないステージに立つことは緊張が伴うものですし、何が起きるかわからないことは不安でもありますが、それがおもしろさ...
  • そろそろ恐れの原因を突きとめましょう
    恐怖感を克服すると称する本をいくら読んでも、その時は解決したようにみえても、しばらくすると元の木阿弥といったことはないでしょうか。それは、恐怖感をそらす方法を試しているだけで、原因を突きとめることをしないからかもしれません。恐れは緊張を生みます。あなたはコンビニでパンやおにぎりを買うときに緊張したりしませんね。ただ機械的にレジでお金を払って品物を受け取ります。そこにいちいち緊張感を感じたりはしませ...
  • 自信について考えてみよう
    「自信」ということについての認識をもう一度見直してみましょう。あなたは自信があることやりたいと思い、自信のないことからは逃げ出したいと思うでしょうか。そして、この自信とはもともと生まれつきのもので、どうにもならないと思っているでしょうか。「本来のあなたは、そのままで自信そのものである」という新しい見方を考えてみましょう。草木が一粒の種から生長して花を咲かせたり、大きな木に成長したりするのをみれば、...
  • 腹が立つと尻尾を振るチェシア猫 - 危機を味方に
    アリス チェシアのにゃんにゃん、教えてちょうだい。ここからどちらに行った方がよくて?チェシア猫 そいつはお前の行きたいところ次第だにゃ。アリス 別にどこでもよくってよ。チェシア猫 ならどこへにゃりとも行けばいい。アリス ちゃんとたどり着きたいの。チェシア猫 そりゃどこかへは着く。それにゃりに歩けば。アリス このあたりにはどんな人がお住み?チェシア猫 向こうにゃ帽子屋が住んでいる。あっちには弥生ウサ...
  • パワーゲームにとりこまれないこと
    パワーゲームに取り込まれて抜け出せなくならないようにしましょう。パワーゲームとは、簡単に言えば主導権を握りたいとして行う駆け引きです。大きなものは国家間のパワーゲームであり、小さなものは家庭の中での夫妻や親子の関係です。会社に行けば、上司と部下、そしてまたその上司と部下、それから会社と会社の間のパワーゲームが存在します。このようなパワーゲームに自分が取り込まれてしまうと、いつのまにか罠にはまり込ん...
  • 大事なこと - 自分を説明しようと思わないこと
    「大事なことをなしとげようと思ったら」 大事なことをなしとげよう、とする人は、いま心にひっかかっていることをかたずけてからとりかかろうとせずに、雑事はすべて捨ててしまうべきですね。「もうしばらく待とう。これが終わってから。」とか、「まず、あのことを処理してから。」とか、「このことはちゃんとしておかないと他人にわらわれるだろう。」とか、「いまやっていることを処理してもそう長くはかからないだろう。時を...
  • やりたいことからやってみましょう - 使い方に正しいも間違いもありません
    いまなにかと話題のiPadですが、TVCMを見ながらこんなことを訴えているように思いました。それはタイトルにあるように、「やりたいことからやってみましょう - 使い方に正しいも間違いもありません」ということです。この見方は、私たちが生きる上でも非常に示唆に富んでいるように思います。iPadという製品は、ポータブルなPCのようなもので、さらに電子書籍の閲覧というような特徴的な使い方を想定したものです。内部的に...
  • 窮屈な人間関係から抜け出すには
    「あの人のやり方は間違っているから何とか変えてあげたい」あなたはこう思って相手のためにアドバイスしたくなるかも知れません。しかしこんな当たり前のように思える考えにも「わな」が潜んでいます。相手があなたが保護すべき人ならば、このような考えは正当なものと言えるでしょう。たとえば、相手が子どもで毒になるものを口に入れようとしていたら...あなたが相手にやめさせようとするのは当然のことでしょうし、相手の意志...
  • 予定した未来はなぜ色あせてしまうのか
    こんなことを考えたことがないでしょうか。計画しているときにはあんなに輝く未来に思えたのに、実際にその場になってしまうとなにやら以前にも見たようなありふれた現実に見えてしまう。これはひとえに「いま」起きていることを見ないで、思考の世界に生きているからです。私たちは今までの経験を元にして、これから起きることを予想しようとします。もちろん経験を生かさず、毎回同じ場所で躓くことは賢明だとは言えません。しか...
  • 感情はあなた自身ではない
    「自分は自分でいいんだ」と認められることは、言葉で言うのは簡単でもなかなか難しいようです。それは、比較によって自分の存在価値を決めるというやり方が、いつの間にか自己評価そのものに直結するものになっているからでしょう。そして、自分にとって心地いい評価はあなたの気分を高揚させ、思ったような評価を受けられなかったり無視されることは、時にハッキリと落胆させ、また時にはじわじわとあなたの自信を蝕んでいきます...
  • まわりに振り回されないために - 5つの問いかけ
    私たちはまわりの意見に振り回されていて、ややもするとなにが自分の考えなのかわからなくなり、迷子になった子どものように感じてしまいます。自分の中心を見失ってしまうと、絶えず不安を感じながら世間の動向に脅えつつ生きていくことになるのです。問題は自分が誰よりも正しいと思えることでは解決しません。誰よりも正しいことを望むことは、他の人との比較を作り出し、それがまた別の問題を作り出してしまいます。どこまで行...
  • 野の花の装い - 苦しめるのは誰でしょう
    6:28 あなた方はなぜ衣服のことで思い煩うのか。野のユリがどのように育つかをよく考えなさい。労したり,紡いだりしない。 6:29 だが,あなた方に告げるが,栄光を極めたときのソロモンでさえ,それらの一つほどにも装っていなかった。 6:30 では,神が,今日生えていて明日かまどに投げ込まれる野の草にこのように衣服を与えておられるのであれば,あなた方にはなおのこと衣服を与えてくださらないだろうか,信仰の少ない者たち...
  • 意地悪な人 - エゴグラム
    意地悪な人というか、他人の弱点を突くのが得意で、相手に痛手を与えてしまう人がいるものです。もちろんそんなタイプにもいろいろあるでしょうが、典型的なパターンと標的にされる人との関係などを見てみたいと思います。ジョン・M・デュセイ「エゴグラム―ひと目でわかる性格の自己診断」のゼストの症例をベースに書かせてもらいます。「エゴグラム―ひと目でわかる性格の自己診断」 ジョン・M・デュセイ / 創元社 / 1983 / 内容...
  • 非人情の天地に逍遥
    私たちは安らぎを手に入れようとして、かえって苦しさを作り出すことに躍起になってしまうことが多いようです。やろうとしていることが、自分を救ってくれて、楽になれると思い込んで動いているので、効果が得られなかったり余計苦しくなっても、それは努力が足りないせいだと思って余計動き回ってしまうのです。つまり、間違った方向に努力しているから、やればやるほど泥沼にはまり込んでしまうのです。間違った方向は、一見自分...
  • 他は是れ吾にあらず - 心理的なお話
    前回は「他は是れ吾にあらず」の道元禅師の体験談を踏まえて、いっそこの老典座の心境になってみましょうかという話をしました。・「私がこの作務を通して修行をしているんだ」、誰の役割かは問題ではない。・そのうち担当者がやるだろうからではなく、「今でなくて一体いつやるのか」と言ってみたとしたらどうだろう。そしてもしこのようなやり方をして「自分が犠牲になったんだぞ」と思ってしまうなら、その人は別の問題を考えて...
  • 他は是れ吾にあらず - 禅的なお話
    他是不有吾 (典座教訓) 他は是れ吾にあらずこの禅語は、簡単に言えば「他人は私ではない」ということですが、まずはこの言葉の元になった道元のエピソードをご覧下さい。曹洞宗を日本に伝えた道元禅師が、中国に渡り天童山の如浄のもとで修行を始めたばかりの時の体験談として語った中での言葉。ある夏の日中、見るからに年老いた典座(てんぞ=禅宗の修行道場の台所を預かりる役目の僧のこと)が灼熱のもと、敷き瓦の上で、汗...

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老子の『タオ』とは、悩み・不安の解消、心理学的アプローチ、癒し・気づきのヒントがいっぱいのブログ。
読むだけで癒されるというコメントをいただいています。

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▼参考URL
http://help.fc2.com/fc2id/manual/Home/point.html
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