• あたりまえのことをあたりまえに!
    毎日同じことの繰り返しで退屈するから「何か変わったことはないだろうか?」と思ったりします。しかし、これは起きてくることが平凡で退屈なのではなくて、実は「自分が変わりばえのない毎日にしているのでは?」ということはないでしょうか。風、疎竹に来たるも、風過ぎて竹に声を留めず。雁、寒潭(かんたん)を度るも、雁去りて潭(ふち)に影を留めず。故に君子は、事来たりて心始めて現れ、事去りて心随いて空し。風がまばら...
  • 本当の自分というけれど
    「これは本当の自分じゃない」と表現する場合がありますね。その場合、普通は、「いまの自分は本来の実力を充分発揮出来ていない」といった意味合いを表しているのでしょう。しかし、この「本当の自分」という表現は、注意して考えると大きく分けて2通りの意味がありそうです。ひとつ目は、もともとのこの表現の意味合いを表すものです。つまり、自分で本当はこうしたい、こう表現したいというものが具体的にイメージされているの...
  • 他人の評価は時間をかけて
    「群盲象を評す」ということわざがあります。複数の盲人が象をなでて、自分の手に触れた部分だけで象について意見を言うと、それぞれ印象が異なってしまうという話ですね。私たちの他の人への印象にも、このような傾向が大いにあるわけで、たとえばAさんはCさんのことを「頑固な人だ」と言い、Bさんは「素直な人だ」と評価しているということもよくあることです。これは、CさんはAさんと接するときは、なぜか頑固になってしま...
  • 投影 - 他人はあなたに何をしてくるだろう?
    「投影(投射、プロジェクション)」という心理の働きについて考えて見ましょう。あなたが最近「私を非難したがる人が多い」ように感じているとしたら、あなたは「誰かを非難したくなっている」のかもしれません。「なんでみんな冷たいの?」と感じるとき、あなたの中で他の人を拒否しようとしている自分がいないでしょうか。みんな優しい人ばかりに見えるとき、実はあなた自身が自分に優しく出来ているのです。そんなちょっと不思...
  • ブラックボックス的生き方#3
    前回までの説明をふまえて、もう少し具体的な考え方を書いてみたいと思います。あなたが誰か初対面の人と出会うとします。通常あなたは相手がどんな人間であるかを、大急ぎで観察し自分なりに相手と自分の関係を作り上げようとするでしょう。それは野生の動物が、何かの他の動物に出会ったとき、相手を値踏みして敵か味方を瞬時に判断しようとするのと同様です。もし危険な相手なのにそれを判定出来なくて逃げ遅れたら、そのまま相...
  • ブラックボックス的生き方#2
    前回は人間関係についてのブラックボックス的見方を書きましたが、人生の生き方についてもわかっているようで、実はあらかじめわかる人は誰もいません。行き先がブラックでは、「お先真っ暗」みたいに聞こえますが、見えないものを見えたつもりになることも、行き過ぎると弊害をもたらします。「出来るだけ方向を自分で定めて生きることが望ましい」というのが今の私たちの常識になっています。しかし、そこでもブラックボックスを...
  • ブラックボックス的生き方#1
    ブラックボックスとは、内部の状態や構造を理解していないが、外部から見た機能や使い方だけがわかっているという装置や機構を意味する言葉です。中身は見えないけれど、インプットに対してのアウトプットは外側から見えるわけで、手がかりはそれだけです。そこでは中身の原理は必ずしもわからなくてもかまわないという意味合いがあるわけですが、逆に原理が説明出来ないと困るから明確にしようとするのが、ホワイトボックス化と呼...
  • ひとつ妥協してみようではないかね
    「世界はあなたが望むように出来ている」そう信じさせてくれる言葉を聞くと、事実かどうかなどお構いなしに飛びついてしまう。しかし、お好みの言葉しか受け付けないでいると、どんどん、あなたと世界の間のずれが大きくなっていく。気に入らなくても、起きていることにもしたがえる自分も持たないといけないだろう。「なんで?」と言われても、そうであるものは、そうなのだ。「なんで?」と聞く自分に、逆に「なんで?」と聞き返...
  • 瞑想とは何ですか?#2
    前回の「瞑想とは何ですか?」ではOSHOの文章から紹介しました。ただそこに存在している状態にあること、すべての行為(doing)を落とし、考えることも、何かに集中することも、熟考することもしないでいる状態。このように、ほんの一瞬でもあなたが何もしないでいられるとき、全くリラックスして瞑想状態にあるのです。しかし、この表現から瞑想を理解するのは、実際には非常に難しいのです。特に、瞑想しようと能動的になれ...
  • 大知は閑閑たり
    大知は閑閑(かんかん)たり、小知は間間(かんかん)たり。大言は炎炎(淡淡たんたん)たり、小言は(せんせん)たり。大 知 閑 閑 , 小 知   。 大 言 炎 炎 , 小 言   。 荘子「斉物論篇」大きな知恵のあるものは、ゆうゆうとして自分の道を歩む。小さな知恵のものは、こせこせしてゆとりがないし、いつも焦っている。すぐれた言葉は淡泊であっさりと語られるが、つまらぬ言葉はいたずらにあれこれ言い訳が多くて煩わし...
  • 裁く人ではなく見守る人に
    自分のことを振り返ったとき、どのように感じますか?なにかと自分の欠点が目に入って来るでしょうか?それともただそういう人間だからと笑って受け入れているでしょうか?とは言っても、ずっとどちらか一方という人は少ないでしょう。その時の状況によって、欠点が気になったり、思い出して憂鬱を感じたり、不安になったりすることもあれば、こういう自分も好きだよと思えるときもあるでしょう。それはバランスの問題ですが、自己批...
  • 水たまらねば月も宿らず
    「朝顔に つるべ取られて もらい水」  千代女ご存じの方も多いこの句を詠んだ千代女(ちよじょ)のこんな逸話があります。ある夜に、千代女は井戸から汲んだ水を桶に入れて運んでいました。桶の中を見ると、きれいに月が水面に映っています。しかし、当然少しでも動くと、水面が揺れて見事な月のかたちは崩れてしまいます。私の心の乱れが、月を崩してしまうのだろうか。ありのままに、崩れないように映せる鏡に私はなれないのだ...
  • 邯鄲の夢(かんたんのゆめ)
    この話は、唐の沈既済の小説『枕中記』(ちんちゅうき)に登場する故事です。「邯鄲の枕」とか「黄粱の一炊」などさまざまな呼び方があります。趙の都の邯鄲を目指していた廬生という若者が、食事をしようと旅宿に立ち寄ったとき呂翁という道士に出会います。廬生は、呂翁に話しかけます。「毎日畑を耕し、あくせく働くばかりの変わりばえのしない生活にうんざりしてきました。そこで人は功を成し遂げて官吏とか将軍になってこそ生...
  • 「見返りを求めない」もっとわかりやすくならない?
    この文章は次の記事を読んで思ったことを書いたものです。『ばかばかしい。感謝するの、やーめた!:日経ビジネスオンライン』この記事では、夫婦間のコミュニケーションから始まって、相手の反応にどう対処すべきかというテーマが書かれています。夫婦間の交流というのは、相手を目の前にした情報量の多い関係です。実際この記事でも、多すぎるほどの情報をどのように処理しようかということが問題になっています。ここで「私」の...
  • 老荘思想のコラム連載(19)
    『COCORiLA (ココリラ) ~癒しのポータルサイト~』様にて老荘思想のコラムを連載中です。【今月のコラム】「現代社会と老荘思想(19)」 [2011/08/07] ◇道のまん中が王道なのだ◇◇道のまん中が王道なのだ◇天の道は弓を引くときのようなもの、高い方は下に引っ張られ、低い方は上に引き上げられるのだ。「天之道,其猶張弓乎。高者抑之,下者舉之。」つまり力を持ちすぎたものは、いずれ力をい落とすことになるし、下に甘んじて...
  • 説明をやめてみよう!
    説明、説明、説明,...一日中説明に明け暮れている人もいるようです。「私は間違っていない、だって。。。」「あの人はこうすべきだった、だから私は。。。」「人間はこう生きるべきだ(私のやり方は正しかった)。」では、わたしたちが説明をしようと思うのはどういう時でしょうか?誰かに自分を説明しないではいられないとき、「私」は何をしたいのでしょう。「説明しておかないと、私の考えを誤解されるに違いない」と考えている...
  • 自分の事情は特別なのだ
    なかなか自分が変われないと思っている人に多いのが、この「自分の事情は特別」だという思いです。「あの人の場合はそうしたらいいと思う」と他の人のことに対しては、客観的に問題を見分けることが出来ます。しかし自分のこととなると、「だけど、私の場合はそれとは違う事情があるから(あてはまらない)」と訴えている場合が多いのです。せっかくいいところまで気がついていながら、このような自己欺瞞が働いてしまうと、全体が...
  • 10人の男たち
    10人の男たちが大きな河を渡って向こう岸までたどり着いた。そのひとりがみんな無事だったのか確かめようと、男たちを数え始める。「大変だ!9人しかいないぞ!」「誰かがまだたどり着いていない、助けに行かないと!」他の男が確認する。「1,2,3、...、9」「ホントだ。ひとり足りないぞ!きっと溺れてしまったんだ。」次々と男たちは数を数えるがひとり足りない。「大変なことになってしまった!」自分自身を忘れている...

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