何も恐れることはない。何であれ、あなたが出会うものを超えていきなさい。
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あなたがここへ来たことで、ものごとは起こりはじめている。
それを起こるがままに起こらせるがいい。
最後には、ものごとがそれ自体でうまく収まっていくだろう。
未来に向かってあなたが努力することはない。
未来はそれ自体であなたにやってくるだろう。
しばらくの間、あなたは意味も確信も失ったまま、今同様に眠り歩きを続けるだろう。
しかし、この時期は過ぎていく。
そして、あなたは仕事が順調に進み、成果をあげるのを見ることだろう。
心が虚ろで離れていくことは、誰でも、いつのときでもあるものだ。
それはもっとも望まれる瞬間なのだ。
なぜなら、それは魂が精神的な拠り所を棄て去り、遠くへと航海をはじめたことを意味するからだ。
古かったものは終わりを告げ、新たなるものがまだ訪れていないときーこれが無執着だ。
もしあなたが恐れるならば、この状態は悲痛なものとなるだろう。
しかし、本当に何も恐れることはないのだ。
教えを思い出しなさい。
何であれ、あなたがであうものを超えていきなさい、ということを。
~ニサルガダッタ・マハラジ I AM THAT
満足だけがあなたを幸せにすることが出来る。
必要なものを望むことは、避けるわけにはいかない。
しかし、満足の後、欲望は直ちに次の標的を求め始める。
満足したとき、私たちははひとときの停止を迎える。
満足したことで、それが完結したからだ。
その時の停止を、そのまま維持すればいい。欲望が次に向きを変える前の僅かな隙間で、欲望に力を与えなければいい。
満足したら、それでいったん終わりにすると決めておくのだ。
それは単なる習慣の一つとなる。難しいことではない。
欲望に力をもたらすのは、私たちが一向にやめようとしない勘違いによるものだ。
それは、自分が何でもコントロール出来ると思っていることだ。
コントロールできるのは、今の瞬間に自分だけでできることに限られる。
もちろん未来はコントロール出来ないのだが、あたかもそれが出来ると思わせるのが、この自分が制御しているという錯覚だ。
現実にはそんな力はない。
たまたま起きたことが自分の思いと一致してくれただけなのだが、同じ数だけうまくいかないことを経験していながら、片方だけを信じようとしてしまうのだ。
そもそも、何のために自分がコントロール出来ないといけないのか、を考えてみることだ。
そんな必要など何もないし、そうあるべきだという根拠も何もない。
それでもそう信じたいのは、自分でコントロールすることが、自分の存在の証だと信じようとするからだ。
未来をコントロールしようと思うことは、同時に不安がセットになって発生するということになる。
そして、不安はうまく行かなかった時に自分を責めるか、他人や世界を責めることにつながっていく。
なんの保証もないことを前提にするのだから、不安になるのは必然的な結果なのだ。
未来は自分が作ったり、コントロールしたりするものではない。
しかし、社会はそれを信じるように仕向ける。みんなが、それがあたりまえだと思ってもらわないと、成り立たない仕組みだからだ。
ここで冷静になってよく考えてみて欲しい。
何でも自分でコントロールすることが、その全てになっている人をよく見てみることだ。
本当に、自分はそんなことを望んでいるのだろうか?
まわりがなんというかを抜きにして、自分で考えてみることだ。
無理やり自分や他人を駆り立てて、絶えず抵抗したり、闘ったりすることを、本当にやりたいだろうか。
ずっとずっと、そんなことをやり続けたいと、本当に思っているだろうか?
方向を変えることは、いつからでも出来る。今のやり方を、とりあえず止めてみることだ。
止まったら終わりだと恐れているのは誰かを確かめてみよう。
停止してみることで、様々なものが違って見えてくるだろう。
そのことで、何が起こるかをただ見てみよう。
恐ろしいことが起きるだろうか?
それとも、起こることには何も変わりはないことに気がつくだろうか?
変わったのは、抵抗するのをやめただけだ。コントロールしようとするのをやめただけ。
つまり、あなたが関知できないことに、口出しするのをやめただけのことだ。
しかし精神的には、じわじわと平穏が訪れてくるだろう。
もう諦めかけていた、そんなものはないと信じかけていた安らぎを感じられるようになる。
抵抗と競争と闘いに使い果たしていたエネルギーは、それを使う別な道筋を与えられるだろう。
テーマ : 気付き・・・そして学び
ジャンル : 心と身体


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