今起こっていることに関心がありすぎるのでね

しかしながら、あなたがこう答えることができたとしたらどうだろう?「それを話出したらきりがないし、私は今起こっていることに関心がありすぎるのでね」。
~アラン・ワッツ
さて、この文章の前には、どんな話が展開されていたでしょう?
「私は今起こっていることに関心がありすぎるのでね」の逆は、今ここで起こっていることよりも、〇〇〇に関心があるということです。
では〇〇〇とは?
この前にある文章を一部取り上げると、こういうことです。
もし私が、昨日あなたは何をし、見、聞き、嗅ぎ、さわり、味わったか、と尋ねたとしても、あなたが気づいたわずかなことの薄っぺらでおおざっぱな輪郭、そのなかでもあなたが記憶するに値すると考えたものしか聞き出せそうにない。
「あなたが気づいたわずかなことの薄っぺらでおおざっぱな輪郭、そのなかでもあなたが記憶するに値すると考えたもの」
これらが、あなたが今ここの現実と錯覚しているものなのです。
あなたの目的から外れた現実は、たとえ見たとしても、「見て見ぬふり」(そんなものは存在しませんよ)。
だから、そんなあなたにとっては、今ここの現実とはつまらない、昨日も見たどこかうんざりするような現実なのです。
あなたは、今の現実はつまらないから、明るい未来には違う世界がやってくると期待を込めて生きるしかない。
そう、来るべき将来の目的こそがあなたの生きがいになってしまうのです。
ですから、あなたは今ここで起きては過ぎていく現実(実はそれこそが面白いのに)にフィルターを掛けて、なかったかのように排除してしまうしかない。
来るべき将来の目的のためには、そんなものを見ていてはいけない、目標こそがゴールなのだ!そしてそこには、やっと楽しめることが待っているのだと。
別の文章で、アランはこのように述べています。
逆説的に見えるかもしれませんが、目的志向の人生は中身がないし、ポイントになるものもありません。 それはいつも急いで急かされていて、すべてを逃してしまいます。 急がないで、目的も持たない人生は何も見逃しません、なぜならば、人間はゴールやあわただしさがない時だけ、世界を享受するために感覚を全面的にオープンにしていられるからです。
~ アラン・ワッツ
「目的も持たない人生は何も見逃しません」
これは現代に生きる我々にとって、強烈な逆説ですが、
もしそれが本当だったら?!・・・
考えて見る価値はあります。
いや、むしろその可能性にワクワクしませんか?
テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体


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