これで充分(どっちが徳なの)
「これで充分」と宣言できない場合の一つに、「どちらがいいか判断できない」ということが、あげられるのではないでしょうか。
Aを選ぶのがいいか、Bを選ぶのがいいか迷っている時、「これで充分」とはいえないわけです。
決めることが出来れば、Aを選んだ、これで充分だと言い切ることが出来るわけです。

では、Aを選ぶか、Bを選ぶか、どうして決められないのでしょう。
それは、Aを選んだ時のあなたの利益と、Bを選んだ時のあなたの利益が同じくらいであり、どちらとも判定や予想が出来ないということではありませんか。
判定出来ない事は、迷っても仕方がないのです。
仮に、AとBをそれぞれ選んだ場合の、将来の結果がわかるとしましょう。
それは数年後か、数十年後かはわかりません。
出てくる結果は、Aを選んだ方がよかった、Bを選んだ方がよかった、どちらも殆ど同じだった、という3種類になりますね。
このうち、一番いいのは、あなたがAまたはBを選んで、それがいい結果をもたらしたという場合です。
一番最悪なのは、あなたがあなたがAまたはBを選んで、いい結果をもたらしたのが逆の選択だったという場合です。
さて、あなたは今の自分から見て、その二の結果で、どの程度違いを感じるでしょう。
前者で喜びまくっている自分、後者で悲嘆に暮れている自分を見るでしょうか。
次に、未来のそれらの結果が出た時点の自分になって、同じことを想像してみて下さい。
同じように両極端の自分が見えるでしょうか。
未来においては、あなたはそもそも、AかBかなど、どうでもよくなっている可能性だってあるのです。
もしかすると、そんなことを選択したことも忘れているかも知れません。

いままでの人生で、あなたが行ってきた選択を振り返って見れば、どう思われるでしょう。
どの程度、重要だと考えるかは、ひとそれぞれだと思いますが、どちらにしても今は予測が、つかないことであることに代わりはありません。
予測できないから、迷うわけです。
決められることなら、そもそも迷わないのです。
だから、迷うのはやめて、どちらかに決めてしまうというのが、一つの考え方です。
もう少し妥協して、とりあえずAに決めて様子を見よう、という方法もあるかも知れません。
ただ迷っているだけで、AにもBにも取りかからないというのは、どうも無駄でしかないように思えます。
そのくらいなら、他の事に時間を使った方がいいでしょう。
迷うのは、今の時点で決められないから、と割り切って行動に移すのがベストかも知れません。
ひとつの真理を発見するよりも、ひとつの迷いをなくすることの方がひとを賢くする。
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