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いい人をやめてみる

あいさつ



ほとんどのみなさんは、自分は「いい人」でありたいと思っていることでしょう。

しかしこの「いい人」であろうとすることが、自分を不必要に拘束してしまうことも多いようです。

いい人であるとはどういうことでしょう。

ひとつは困っている人に声をかけたり、気を配って面倒を見てあげるといった、積極的な働きかけをする人というものがあげられます。

こちらは押しつけにならないようにやれば、そのままでもいいと思うのですが、もうひとつの「いい人」のイメージとして、いい人は「~をしない」という否定形で表現されるものがあります。

つまり、「こんなことを頼んでは悪い」とかいって、自分の要求を出すのを抑えようとするのです。
相手の要求をまず聞いてあげようとするあまり、結局自分の望みを言う機会を失ってしまい、あとから何でこんなことになってしまうんだろうと後悔する。

こちらの方の「いい人」イメージは、バランスを見間違えてしまうと、いつも自分の要求を出せずに欲求不満をため込んでしまい、誰が悪いとも解らないまま、関係ない人に不満をぶつけてしまうことにもなりかねません。

「いい人」という言葉に、現実離れした理想を持ってしまったおかげで、必要もない不満やストレスをため込むことになってしまうのです。

相手の要求も、自分の要求もどちらも大事です。
片方ばかり重みを置いてしまうやり方は、どちらにせよやっかい事の原因になってしまうのです。

ギブもテイクもどちらも必要であり、その両方向の流れが滞らないことこそ、健全な関係には必要ではないでしょうか。

もともと自分は自分の要求ばかり言う方だという人は別ですが、いい人になろうとするあまり自分の要求を出せていないと感じる人は、このバランスの崩れを直してやる必要があります。

あれこれ考えずに、自分の要求をとにかく言ってみる練習をしてみましょう。
そのとき、自分の要求を出すこと(テイク)は、逆方向の相手の要求(ギブ)もスムーズに受け入れられることに繋がるのだと信じるのです。

そして、こんなこと言っては悪いなどとこれぽっちも考えずに、とにかく自分の要求を言ってみることをしばらくやってみることです。

そうすれば、そのことであなたの「偉大な寛大さ」がそれで損なわれることはなく、また「いい人」でなくなることもないことが解ってくるでしょう。

心配しなくても、相手は受け入れられない要求にはノーをいってくるものです。

この人は気を遣ってあげないとノーを言えない人だからと言う解釈も、あなた自身の躊躇を投影したものに過ぎないかもしれません。
あなたが遠慮なく要求を出すとき、相手も気兼ねなく自分の要求を出しやすくなるものです。

しかし、日本人には気づかいという美しい文化があるんだ。
命令や要求をあからさまに表現するのは、その伝統を壊してしまわないかと心配する人もいるかもしれません。

ですが間違えてはいけないのは、どのように表現するかということと、自分の要求をきちんと認識できるかどうかは別の話だということです。

認識できてこそ、どのように表現するかも考えられますが、気がつかないままだと、何でこんなに苦しいんだろうと思いながら、そこから抜け出すために余裕をなくして、でたらめな行動をとってしまうことにもなりかねません。

たとえば、あなたが何かの会合とかセミナーに参加して、知らない人ばかりの来たことのない部屋に通されたとします。

みんな知らない人同士のようで、何も話さずに黙っていますが、どうも部屋が暑いようです。

そこで誰かが勇気を出して「ちょっと暑くないですか?」と言い出します。
これがきっかけで、次々と、「そうですね暑いですね」「冷房を確認してみましょうか」とか「少し窓を開けますか」とか言い出します。

要求はみんな持っていたのに、いい人ばかりだったため、遠慮しなくてもいいようなことまで黙りこくってしまった。

あなたが最初の声かけをする人になれば、その場全体が打ち解け和やかになれるのです。

過大な「いい人」をやめて、自分の要求を素直に認め外に表現してみる。
それは、自分だけの勝手な願いではなく、相手やまわりの人にもスムースな流れを作り出してくれます。

「こんな小さなことは我慢すれば済むことだから」と思わずに、練習だと思って気軽に口に出してみる。

やがて、間違った寛大さとはどういうものだったかが区別できるようになるでしょう。

そしてあなたの完璧すぎるいい人ぶりは、時に相手を縛る命令にもなりかねないことが解ってくるでしょう。

自分の要求を表現できるようになってこそ、あなたは本当の寛大さで、自発的に自分から与える人にもなれるのです。

どうせなら、いわゆる「いい人」の持つ現実離れした寛大さを捨てて、本当の意味での「いい人」になりましょう。



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責めてしまう人

けんかする子ども2



「いつもこうなんだ。情けない。」
「何をやっても失敗する、わかってるんだ。」
「自分はどうしようもない人間なんだ。」
「どうせ私はダメ。」

すぐにこんな言葉を口に出してしまう、自分を責めるタイプ。

そして、いい加減自分を責めるのがいやになったのか、責任を他人に転嫁するようになったタイプもあります。

自分を責めないといけない気配を感じると、それを避けるために、すかさずまわりの人間に原因を探し始めます。

「だって誰かがこんなことしたから」
「あなたが悪いんでしょ。私はどうしようもなかった」
「自分だって、あんなこと~こんなこと~してるじゃない」

どちらにしても共通しているのは、自分への自信が持てないことです。
ですから、自分のやった結果を受け止めるのは辛すぎる。
「自分を責めているから許して」とか「自分のせいじゃないのよ」と思いたいのです。

そのままの自分を受けとめるのが難しいから、「だいじょうぶ、気にしないで」とか「誰でもそういうものだよ」と言われても自分をなかなか許せません。

そのような状態では、今思い描いている自己像を違うものに置き換えればいいと言われても、そもそも新しく変わった自分をイメージすることすら難しいでしょう。

ですから、そんなやり方はきっぱり諦めて、今の自分とつき合っていこうと方針を切り替えてみましょう。

どんなにひどい自分でも、いまは情けないけどこれが自分だと受け入れる。
もちろん逆に、いい結果や喜びの方も、素直にそのまま受け入れます。

片方が受け入れにくい人は、もう一方も受け入れにくいもの。
辛い自分を見たくない人は、すばらしい自分も素直に受け入れられません。

どんな方法よりも「そのまま受け入れる」これ以上に間違いのない方法はないでしょう。

隠すことも、大きく見せる必要もないから、間違えることはない。
いつであろうと失敗のない方法です。

受け入れられない自分というのは、そんな自分を他人に知られたら大変なことになると恐れているから隠さないといけないのです。

だったら本当に大変なことになるかどうか、少しずつ試してみましょう。
やさしそうなことから始めて試していくうちに、自分が思っているほど他人は何も気にしてはいないことに気がつくでしょう。

誰もが他人のことを注目したり、見張っているわけではないこと。
それ以上にその人は自分の悩みをどうするかに気を奪われているもの。

良くも悪くもそれが人間性というものです。過大に理想化しないで、ありのままを見ない限り、本当の相手は見えてきません。

もちろん自分自身もです。自分をありのままに見るのと、他人を同じように扱えるようになるのと、それは相互作用で変化していくでしょう。

ただ、むやみに自分をさらけ出して、笑われものになろうとするのは、それはそれで問題があります。

「失敗して笑われるくらいなら、自分から先に失敗してやろう。」とか、
「最初に自分はだめだめだと宣伝しておけば、誰も期待しないから安心だ」とか、
しかし作為を用いれば、どこかでつじつまが合わなくなってしまうのです。

「結果を出せば自分を受け入れられる。だから結果を出すことに一直線。」それも時にはいいかもしれません。

しかし「結果が出ても出なくても、自分を受け入れられるような自分を育て取り戻す」というのがもう一つのやり方です。

そしてこちらは、結果を怖れて必死に走り回るのでなく、本来の自分の力を余裕を持って発揮できるという違いがあります。

また、自分自身を騙していることもないので、破綻することもありません。

理想の自分を追い求めるやり方を諦めて、ありのままの自分を見ることを始めれば、結果としてかつての理想の自分が意味のあるものなら、そうなりつつある自分も見えてくるものです。



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やり方を知らないから

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『やり方を知らないから』という言葉を座右の銘のようにしている人に出会うと、ちょっとがっかりしてしまいます。

知らないから教えて、ではなく何もせずに尻込みしてしまう。

すこし変化をつけて『やり方を覚えたらやります』というのもありますが、そういっている人は大抵やらないまま終わってしまうものです。

それと対照的なのが、『何事もやってみないとわからないから』と言う挑戦する姿勢です。

「やるという意志が、やるための能力を作り出すのです。」

言い換えれば、やらない人には待っていてもやり方を覚える機会は巡ってこないでしょう。

しかし、何でもかんでも手を出せばいいというものでもありません。

やりたくもないことを、まわりがやっているから、自分もやらないといけないのではないか、という考えならやらない方がいいでしょう。

肝心なのは、自分の主体性がそこにあるかどうかです。

主体的にやること、つまり自分がやりたいと思ったことは、少なくとも何かあなたにとって重要な意味があるのです。

そうでないことは、まわりがどうであろうと、放っておけばいいことです。

やり方を知らなくても、飛び込んでみる。

子ども頃の勇敢さを思い出すのです。

自ずから道は開けます。


《サンディーからのメッセージ》

常に具体的であれ

どんな瞬間にもすべて意味がある

瞬間に生きろ

完全に生きる- 一瞬一瞬に -それが真実だ

聞いて、観察して、聞いて、本当に見て、聞いて、集中して、聞く

たまたま何かが起こって、あなたに「それ」をさせるまで、何もしてはいけない

考える前に、行動しろ-あなたの本能はあなたの考えよりもっと正直だ

愛想のよい魅力なんてあり得ない

1オンスの行動は、1ポンドの言葉に値する

そこに何も無いなんてことはあり得ない

沈黙は大いに語る - それはやはり、罪の大きさを包み隠すのと同じことだから

何でも当たり前だと思うな

サンディーからのメッセージ 演劇を愛するすべての人へ


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与えることと受け取ること

内緒話



誰かに何かしてあげること、これは相手のためでもありますが、それよりもしてあげた自分自身も気持ちよくなるものです。

それは、単に義務感とか自分の方が優位だと思えるからではなく、そんなものは何もなくても自分自身も何かを受け取っていると感じられるものがあるからでしょう。

「あなたが与えられたのは2番目の愛、1番目は私自身が受け取っています。」

あなたの出来る限りのよいことをせよ
出来る限りの手立てを用い、
出来る限りの方法で
あなたの行く先々で
出来る限りいつでも
出来る限り多くの人に
あなたにそれが出来る限り

John Wesley

そして、次はまわりの人にも与える喜びを分けてあげましょう。

つまり、何でもいいから誰かに何かしてもらうのです。
他人にあなたを助けさせてあげるのです。

相手は照れながらも、喜んでやってくれるでしょう。
最初は戸惑っていても、そのうち与えることの喜びを感じるようになってきます。

それと同時に、それをやってもらっているあなた自身は、それだけの価値がある存在だと思い出すのです。

できるなら無条件にそう信じられれば一番いいのですが、そこまで行けないなら、今言ったように「与えること」と「与えられること」を循環させてみることです。

そして、受け取るときには、自分は「受け取る価値がある」人間として振る舞うのです。

必要なら、求める訓練をしましょう。
自分の要求を素直に感じることも、この循環の一部です。
悪いなどと思わず正直に求めている自分を認めましょう。

すべてを求めよ
すべての欲しいものを
すべての時に
すべての方法で
すべてを繰り返し
すべてを求めよ


依存しないで、独立することはもちろん必要です。
いざというときは自分でやれる。
その上で、しかし頑固な個人主義に陥らないことです。

私は「何でも自分でやる人、やれる人」だけど、時々「やってもらう人」になるのです。

いつもやってもらっていることでは、何も変わりません。
いつもは頑固に自分でやっていることを、誰かにやってもらいましょう。

どれも自分の方がうまくやれると思い込んでいませんか。
そんなやりかたもあるのか!と意外な発見があるかもしれません。

どれだけ人と関わり、どれだけ一人で引きこもるか。
どちらも両方大事なことです。

ですが、得意な方ばかり使って、もう片方は逃げてばかりではなく、ときどきその割合を変化させてみましょう。
もし変化を拒む自分を感じたら、そこにこそ問題が隠れています。

偏りのない自由な役割変化は、優越感や、劣等感や、嫉妬といったものからも、遠ざけてくれます。

いままでのやり方にこだわらないことです。

習慣は習慣であって、窓から投げ捨てるわけには行かないが、
なだめすかして一段一段、階下へ降ろすことは出来る。

Mark Twain


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自分で判断する力を取り戻す

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私たちが普段判断の基準にしていること、それはどこから来たものでしょう。

難しい話をしているわけではありません。
それは自分の責任で判断を下したことなのか、それともどこかで、誰かが言っていたことを信じて自分の基準にしているものなのか、ということです。

自分の判断だと思っていることでも、実際にはどこかで自分が取り入れた基準であるとも言えるのですが、それが借り物のままであるか、紛れもなく本物だと自分で感じられたものであるかで、全く意味が違ってきます。

実は私たちは、自分が直接そのものに関わって責任をとる判断を下すよりも、誰かの判断を借りてきて使う方を選んでいることがほとんどです。

その方がいざうまくいかなくなっても、自分の責任ではないと逃げられるし、逆に自分の責任で選んだことは失敗したら大変なことになると恐れるからです。

そうやって安全な方法ばかり選んでいると、真実を判断するのは自分の役割ではないと思うようになります。
判断するのは、誰か専門家がやってくれて、自分はそれを選ぶだけでいいと思っているのです。

それでも問題なければかまわないのですが、そのやり方の最大の問題は、自分で真実と向かい合ったり判断する能力を放棄することになることです。

その結果、誰か偉い人が決めてくれたことを探し求めます。
そして、これなら正しいと思うことを採用するのです。

ですが、この正しいこととは、今の自分にとって受け入れやすいことであると言う意味なのです。逆に今の自分には受け入れがたいことは、間違った考えであると映ります。

さてこの権威ある借り物の考えを採用できると、私たちは一息つき、これで自分は安全になれたと信じるのです。
しかしその安心感というのは、おまじないを信じるようなもの。
お賽銭をたくさん払ったから願いが叶うと信じたり、教えに従っているから自分は安全だと信じるといったたぐいの話です。

しばらくは安全だと信じられますが、やがて何も御利益がないとを感じ始めると、一転してこの神様は役に立たないと思い始め、他の権威を捜して放浪することになるのです。

いくらこれを続けても、真実にはたどり着きません。
そこには自分自身が関わり、責任を持つということがないから、いつまでもすぐに抜けられはするけれど、自分自身を満たしてくれることもないからです。

このような外からいつか救世主が現れると信じるのをやめて、自分が自分を救おうと決心するなら、世界はコペルニクス的転回を見せます。

世界は自分を救ってくれるかどうか心配な存在から、自分が世界を作るものに変わるからです。

自分自身の真実は、自分にしか解らないことを認めてしまえば、判断を下せるのは自分だけであるという事実から逃げなくなります。
そして、自分が全面的に責任を持ってコミットすることが、怖いことではなく、実は今までずっと自分が望んでいたことであるのを発見するのです。

自分で決めることを選んだことで、いままで煩わしいと思いながら引きずってきた余計なものは、きっぱりと切り捨てることが出来ます。

実は自分を守ってくれると信じて大事に身につけてきたものこそが、自分を悩ませる原因であったことを発見するでしょう。

どんなに偉い人が言ったことでも、どんなにすごそうな理論も、自分にとって意味があると感じられないものは、いつまでしがみついていても意味のないままであるのは明らかです。

それよりも、これは自分でピンと来るものがあると感じたり、なにか本物だと感じさせることと関わってみることです。

もしそうであるなら、今はその全部をすぐに信じられなくても気にしなくていいでしょう。
なぜなら、前述のように「正しい」と見えるものは、今の自分が受け入れやすいだけであり、「間違い」と感じられても、今の時点の自分とはまだ隔たりがあるだけかもしれないからです。

それよりも直感を信じて、真実と感じられる方とだけ付き合っていこうと習慣づければ、それは近づくにつれてもっとはっきりしたものに変わってくるでしょう。

◆迷ったら誰かに頼ろうと思うのをしばらくやめてみましょう。代わりに自分に問いかけるのです。答えを知っているのは自分だと信じるのです。

◆答えを知っているのは誰か別の人と思い込んでいる自分がいないでしょうか?
それを探るのは、自分自身だと思えるようになりましょう。そう決心して、逆のことをやらなければ、どんどん自分の判断に自信が出てきます。

◆自分で決めることに対して、リスクがあるとか怖いものというイメージを持つのをやめて、それが生きることそのもの、唯一達成感を感じさせてくれるものだとイメージしてみましょう。

◆自分で決めなかったばかりに、引き起こされてきたマイナスを調べてみましょう。

◎こんなことなら自分で決めれば良かったと思いながら、それでいて決定した誰かを責めていませんでしたか?
 実は誰かを責めたくなる原因のほとんどは、自分が決めるのを放棄したから生じているのではありませんか?

◎後になって自分の判断の方がいい結果を生んでいたと思って後悔していませんか?
 ですがあなたは、リスクを回避する方を選んだばかりにそれを逃したのです。

◎私は誰かに従う人間と決めていたおかげで、ちっとも自分を生きている実感を感じられないという不満はありませんか?

◎いつか自分で決める日が来ると思いながら、リスクを回避し続けていないでしょうか?
 思い切って、今すぐに方針を変更しましょう。そうしないと、その日は永遠にやってきません。

◎世界は私に指令を出すところだと思っていませんか?
 自分で決めることを始めれば、すぐに世界とは私がそれを作り出すものに変わっていくでしょう。

◎権威を恐れたり、やたら信奉していませんか?
 「権威に頼る度合い=自分の判断力への不信と不安の度合い」なのです。
 この等号の両辺ともお互いを強めあうのです。その循環を断ち切るのです。

なによりももったいないのは、後で振り返って自分が借り物の人生を歩んできたと感じることです。
それは自分を生きることを放棄してきたということです。
あとから誰を責めようと、それはもう戻っては来ません。

今の借り物の平和を守るために、その何倍もの嘘を自分につき続けるでしょうか?
あるいは、相変わらず自分で決めないでいて、後からその判断を信じた相手を責めるようなことを繰り返すのでしょうか?
後で誰かをうらむのは、自分自身で決めなかったことへの後悔の裏返しです。

良くも悪くも、自分の選択が自分の人生です。結果は良くなくても自分が決めたことは受け入れられるし、充実感があるものです。
誰も代わりをしてくれるわけではありません。誰も責任をとってくれるわけではありません。

いつか世界が今とは全然違うものに変わるなんてことはありません。それを作り出している自分が変わらない限りです。
取り戻すなら今しかありません。いつだって自分のものであるのは今しかないのです。



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感情が訴えかけるもの

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私たちは言葉を使った思考と比べて、感情を判断の材料にすることに躊躇するのではないでしょうか?

たとえば「感情に流されるな」「主観で判断せず客観的な判断を下せ」というように、どこか感情が伝えるものは曖昧で不確かなところがあると教えられてきました。

たしかに、扱うものによっては、そのときの気分で判断が変わっては困ることも多いわけで、感情に左右されない判断が有効なことも少なくないのです。

「今日は気分がいいから、おまけしちゃおう!」と言われれば、お客さんは喜ぶかもしれません。
しかし、逆に気分が悪いから値上げ、と言われたら怒るでしょう。
また、そんな商売の仕方を見ていた管理者は、その販売員を指導し直さないといけないと思うでしょう。

誰が考えてもおなじ結果が出るような内容については、このように感情ではなくルールに基づいた判断が必要であり、その場合は言葉というものは非常に有効であるわけです。

しかし、私たちはそんなはっきりした世界にだけ生きているわけではありません。

言葉では説明できないような、また説明されることのないまま、無意識に行っている行動の方が実際には圧倒的に多いのではないでしょうか。

たとえば、わかりやすい例で言えば、今日は気分が乗らないと思っているとき、理由はわからないまま、いつものペースでは作業が進んでいないということがあります。

これなどは言葉で理由を説明できないけれど、確実に行動には変化が現れ影響を受けているわけです。
気分が乗らないと意識できればいい方で、全く無意識に行動は影響されているのです。

そもそも私たちは最初から言葉を使って考えていたわけではありません。

幼児語から始まり、だんだんと言葉を覚える中で、言葉によって考えるという方法を覚えてきたのです。

それ以前にあったものは、感情と実際に自分が体験した経験がすべてです。

しかし感情や経験だけでは非常に個人的なものに限られるわけで、人とのコミュニケーションは当然言葉に頼ることが多くなってきます。

そして知ってか知らずか、言葉で伝えればそれで伝達終わり、相手も解ったはずと思ったりします。
あるいは、自分の思考の中でも特定の言葉を使うことですべてが完結したような気になって、他のことを切り捨ててしまうということが増えていきます。

言葉に頼ることが増えた分だけ、感情が訴えているものを軽視するようになり、さらに進めばそんな曖昧な訴えはいらないとか言って邪魔者にするようにさえなってきます。

そのようにして、感情によるコミュニケーションは対人的にも、自己との対話の中でもだんだんと退化してきたと言えるでしょう。

ですが、相変わらず感情の訴えるものは重要であり、言葉という制限された不完全な伝達手段などよりもずっと重要なことを教えてくれるものです。

感情というものを捕まえるのはなかなか難しいし、はっきり自覚できることはさらに難しいのです。

しかしもっとも深い感情の中に、もっとも根源的な真実が隠れています。

それをないがしろにした、言葉だけの真実では自分の表面しかとらえることは出来ません。



ではどうすれば感情とのつきあいをもっと取り戻すことが出来るようになるでしょう。



単純に逆のことをやるしかありません。


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◆言葉だけに頼るのをやめること。

◆感情の訴えにもっと耳を貸そうという意識を持つことです。



「これは○○(特定の言葉)だ。だから結論はもう出ている。」式の判断ばかりしていないで、それにに対して本当に正しいのかを問い直すことです。

もちろん状況によっては正しいのは前述の通りですが、判断の下せない曖昧なことまで言葉で強引に処理しようとしていることも考えられます。

そして、実際に感情が訴えるもの、気分の変化にもっと注意を向けて、何を訴えようとしているのかを、言葉や論理ではなく「感じ取る」ようにしてみることです。

言葉に頼ることが多い人ほど、「そんなことをして何になる?」と思われるかもしれません。

しかし重要な感情の訴えを1つ理解できた後、それがもたらした自分の行動の変化を体験してみれば、それが世迷言などではないことがはっきり解るでしょう。

効率だけがすべてではありませんが、どれだけ理屈では効率的なやり方という結論が出ていても、自分の感情の訴えに叶った行動と、それに逆らった行動とでは、大きな差が出てしまうのです。

なぜかそのあたりは真剣に追求されることは少なくて、一部の直感的に理解している人だけがうまくそれを利用して行動しているのです。

そして言葉に頼ることが多くなるほど、実際の体験が訴えかけるものを無視して言葉の方を採ってしまうようになります。

それがだんだんと自分を2つに分離させ、心身のバランスを崩してしまうことになるのです。

自分が頼りがちな言葉があると思ったら、定期的にリセットして単なるニュートラルな言葉に戻した方がいいでしょう。

特定の言葉に異常にこだわりだしたときの人たち見る機会は少なくないと思います。

あなたがそれから離れて見ていられるとき、いかにそれが異様で理解できないものになるか経験されたことがあるでしょう。

それはその特定の言葉だけでなく、それに結びつけられたたくさんの信念の固まりが、他の選択を考えられなくしてしまうのです。

そのような過程で作られた安定感ほど壊れやすいものはありません。

その至る所で、感情を無視して作り上げたために、一カ所崩れれば、一気に連鎖反応を起こして至るところで、感情が反旗を翻してきます。

完璧に練り上げたはずだった計画も、ひとつの挫折で一気に自信を失ってしまうのです。

理論武装して絶対勝てると思っていても、たった一人が感情的に反対すれば、全部壊れてしまうことも良くあることです。

それは理論が悪いのではなく、その作られ方、感情を無視して作り上げたところに問題があったのです。

100のいい点を論理的に並べ立てても、お客さんは買う気にならない。

しかしたったひとつの感情的な琴線に触れれば、「そうよ、それが聞きたかったのよ!」と言って一気に買う気になるのです。

信頼できる判断は、そこになんの曇りもないことでわかります。

言葉の上では正しく見えても、何か気に掛かるものがあるなら、感情を交えてもう一度検討し直した方がいいでしょう。

力で押し切っても、いずれほころびが生じるからです。

『やる気はあるけど、何か気分が乗らない』と言って、そのうち直るだろうとを期待していてはいけません。

『気分が乗ってきたら、そのときはやるよ!』と自信を持って言いきれるように、そのくらい自分の感情との結びつきを深めてやるのが一番いいのです。

そうすれば無理矢理自分を駆り立てるようなやり方が、いかに問題が多いかも、すぐに解ってくるでしょう。

無理なく動いていることが、いかに楽で効率的で、不安も恐れも作り出さないかが解ってきます。

曇りのない判断とは、トータルな自分とのつきあいが出来てこそ生まれてくるのです。



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早く仕上げなきゃ!

イライラするサラリーマン



「早く仕上げなきゃ!」と言いながらため息をつきたくなる。

『この駆り立てられる気持ちがなかったら、どんなに楽になるだろう!』

そんなふうに思うことはありませんか?

しかしイエス・バットでこう言い出す自分が登場します。

『でもここで休むとズルズル先延ばしして、きっと間に合わなくなってしまうから。』

さて、これを言っているのは誰でしょうか?

特定の実在する人物など誰もいません。
あなたが作り上げた、あなたの心の中にだけ存在する架空の人物がそれを言っているだけです。

なぜそんな心の働き方が生じるのかは、ここでは省略しましょう。

肝心なのは、そんな人はいないのなら、それに従うことはばかばかしいことです。

だって、『この駆り立てられる気持ちがなかったら、どんなに楽になるだろう!』というのがあなたの望みなのですから。

ですから、きっぱりとその要求を放り出してしまいましょう。

ただ、実体のない要求だから耳を貸すのをやめると決心するだけです。

これでうっとうしい圧迫感はなくなります。
フリーになれたらやってみたいことをやってしまいましょう。

長い目で見れば、本当に必要なことなら、あなたは決して忘れたりはしません。
無数のいつそれをやったか覚えていないような、そんなひとつのイベントとして、気がつかないままあなたはそれを処理してしまうでしょう。

狭い意味での仕事というものは、会社や顧客との契約、取り決めのもとで約束したことを期限内に成し遂げると言うことです。

仕事が遊びや趣味の作業と違って気が重いのは、このような決めごとに縛られるからです。

あなたがメリハリをつけて、仕事の時間と自由な時間をはっきり切り分けるなら、フリーな時間にはいっさい制約を持ち込まないでいられるはずです。

ですが、実際には先ほどの「駆り立てる自分」が、自由な時間にまで仕事であるかのように制限を持ち込んでしまうのです。

「仕事」でないのなら、すべて置き換え可能なイベントとして、順番も、拘束時間も、自由に振り分けてしまいましょう。

いや、「振り分け」なんて考えると、また仕事っぽくなりますから、あなたの思いつくままに任せてしまいましょう。

「思いつくまま」というのは、決して野放図ということではありません。
私達は良くも悪くも記憶に支配されていますから、無意識であってもでたらめやランダムな行動、言い換えれば意味のない行動を取ることはまずないのです。

制約から解放されるなら、あなたの行動は、放っておいても今のあなた自身を実現させるように、自動的に働くのです。

余計な心配に時間を取られたり、憂鬱になって今をだいなしにされるようなことはやめましょう。

ただそう決心するだけで、たった今からあなたは自由を取り戻します。

架空の山のようなTODOリスト(想像するだけで気が重くなる)から、一気に解放されるのです。

懸命に生きるのではなく、賢明に生きるのです。(ゼリンスキー)


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相手の欠点?それとも・・・

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「相手の欠点にどう対処すればいいか」を考えましょうか?

さて、まずはこの「相手の欠点」と言う言葉を使っている時点でアウトです!

「欠点」だという見方をした段階で、あなたの価値観で判断を下しているわけです。
「欠点」というくらいだから、他のやり方に変えないといけないと思ってしまう。

その結果、相手を変えようとし始めるのだけれど、自分を変えることすら難しいのに、そう簡単に他人を変えることはできません。

挙げ句の果てに、変わってくれない相手を怒ったり、愛想を尽かしたりしてしまっては、何も進まない。

さてそこで、あなたが「補ってあげる点」という見方に変えたらどうでしょう?
「あなたが補ってあげる点」ここから始めれば、全然見方が変わって見えてきませんか?

うまくいかなければ、あなたの補い方に問題があるのかもしれない。
そこで相手を責めるのをやめて、自分を振り返ることになる。

相手を補って、助けてあげる方法を考えようとすれば、あなたにはそれがどうして出来ているのかが見えてきます。

あるいは、もしかすると、それが実は曖昧であって、自分でも教えられるほど出来ていなかったことが解ってくるかもしれません。

そうなれば、今度はあなたを磨く番です。

そういうやり方で、磨かれ、たどり着いた方法というのは、本物になるに違いありません。
そして相手を助けることも確実に出来るようになるでしょう。

このように「欠点」という見方からスタートするのと比べて、もたらされた結果には雲泥の差が出るというものです。

しかし、もしかすると、あなたは相手のその部分を助けてやりたくないと思うかもしれません。

それならそれで、その理由を探ってみましょう。
それは、あなた自身の側に痛みを伴うことかもしれません。

たとえば、相手を助けたくないのは、「自分もそのことで助けてもらえなかった、だから・・・」ということ?

あなたは、誰が相手か解りませんが、その恨みを晴らしたいのかもしれません。
そうしないと、他人を助ける気にはなれない。

ですが、そこまで気づけたとしたら、解決は目の前です。
問題が何かがわかれば、半分解決したようなもの。

このような完結しないままの思い「未完成の仕事」は、必ずといっていいほど、私達の悩みや触れたくない自分を作り出しています。

「近づくのが、ちょっといや」、でもそれを明るい場所に持ってくれば、あなたはいちだんと輝きを取り戻すようになれるでしょう。

いつのまにか、焦点が自分の問題に変わってしまったと思いましたか?

しかし、それは当然なのです。
相手の「欠点」という言葉自体が、もともとあなた自身の問題が姿を変えたものだからです。

これで、ずいぶん楽になれますね。

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このままでいいんだよ

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『このままでいいんだよ』と思ってほっとしていると、『アンチこのままでいいんだよ』派の自分が出てきて、こんなに出来てないことがあるじゃないかと言い出す。

だいたい「努力している自分」を見ていないと落ち着かなくなってくるという思いは、シロアリのように私達の土台に住み着いているようです。

『このままでいいんだよ』とか書いていると、時々向きになって反論してくる人がいます。
その人の言いたいことは何かを眺めていると、こんなことではないかというのが見えてきます。

私が今どれだけ無理してがんばっていると思っているんだ。「努力しないものは報われない」ということが成り立たないと、私のやっていることはバカみたいじゃないか。
だから、こんなことを書くやつは徹底的に叩いておかないといけないんだ。

その人が努力することでうまくいっているのなら、人の言うことを向きになって批判する必要など感じないはずだし、どこか無理しているから強迫的になってしまうのです。

こういった主張の最大の問題は、一言で言えば、二元論に陥っているということ。

努力する人と全くしない人の二種類しかないように思ってしまう。

必要なときにはがんばり、そうでないときは「なんにもしないよ」という融通を利かせるやり方が考えられないわけです。

また「このままでいい」という言葉に過剰に反応してしまうのでしょう。

そんな言葉を使っていると、人間怠惰になって、何もしないグータラ人間になってしまうと信じ込んでいるようです。

しかし放っておくとだめになるという根拠はどこから来るのでしょう。

自然を見てみれば、放っておいても必要なことは為されていき、そのものの本来の成長を遂げていくものです。

たとえば、まわりに生えている草花を見てください。
私は努力したくないからと言って枯れてしまう草花を見たことがありますか?

人間も素直に生きていれば、必要なときには努力し、必要なければ休むというのが当たり前の姿でしょう。
人間だけ怠けるものが登場するように見えるのは、別のことを勘違いしているだけです。

何もしなくなるというのも、本来の姿をゆがめて、人間ならではの余計な策略を使うからズボラやナマケモノが生まれてくる。

たとえば、ある人は自分は何をやってもだめな人間だからといじけて、積極的に行動することを自分に禁じてしまう。

あるいは、社会が悪いから自分は努力なんかしないんだと言い訳して、何もしない自分でいることで反発を表明しているつもりになっている。

他にも色々あるでしょうが、どれも不自然で作為の入った姿でしかないのです。

また「無理をする」ことと「努力する」ということをどこかで混同してしまっている人もよく見かけます。

本来まじめで強迫的に努力する人というのは、どこかこういう傾向を生じてしまうものです。

もともと頑張り屋さんなんだから、がんばるときと手を抜く時を使い分ければいいのですが、それがだんだん元に戻せなくなってしまう。

常に努力していつも向上し続けていると訴える人は、いつも変化しているように見えるかもしれませんが、こういう人ほど変化を拒否しているのです。

つまりいつもの「向上」というワンパターンを止めることを拒否し、同じやり方を続けようとする。
だから、がんばるときと、気を抜くときのメリハリが無くなってしまう。

変化を受け入れると言うことは、いまががんばるときという状況になれば、自然とがんばる自分に従えばいいし、その必要がなくなったと感じれば力を抜いてなんにもしない状態にも戻れるということじゃないですか。

そんなふうにに自然に従える自分なら「このままでいいんだよ」という言葉が、無抵抗に受け入れられるようになるでしょう。

◆「このままでいいんだよ」と言えるとき、楽に生きられます。

◆「このままでいいんだよ」と言ってあげられるとき、相手も楽になり元気になります。
「そのままのあなたがいいんです」といわれたらどう感じますか?

◆「このままでいいんだよ」と言えるとき、無理をしないから最適な自分が自由に発揮できます。

◆「このままでいいんだよ」と言えるとき、人のやり方に口出ししなくなります。
「このままではいけない」自分がいるときだけ、相手の中にも「このままではいけない」ものが見えてくるのです。

◆「このままでいいんだよ」と言えるとき、初めて今が最高だと感じることが出来る。
このままではいけない間は、今は将来の準備のために犠牲になってしまう。

◆「このままでいいんだよ」と言えるとき、初めてまわりの世界に感謝を感じられる。
このままではダメな自分やダメな相手に気を取られていては、いいことも見えてこないし、感謝するどころじゃありません(笑)。

そしてなによりも、
◆「このままでいいんだよ」と言えるとき、初めてありのままの自分をそのまま受け入れられるのです。
それが本当に望んでいることではないですか?


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「正しい適応」を見直そう~言葉の冒険

ためいき1



社会に適応することは、一応いいことです。

一応と言ったのは、社会にとって都合がいいのは、言うまでもないことですが、適度な適応であれば、それほど個人を損なうことなく、むしろスムースな人間関係を生み出すものだからです。

ですが、この適応も過度になってしまえば、本来の自己を犠牲にしてでも、まわりにあわせてしまう「過剰適応」と呼ばれる状態になります。

過剰適応している人は、まじめで仕事熱心な人、がんばり屋さんで自分を犠牲にしてでも貢献しようとします。
また、他人にはよく気を遣うし、人から何か頼まれると嫌といえない。
全体として模範的な人、よい子タイプの人だと言えます。

ですから、表面的には社会に適応し問題がないように見えますが、一言で言えば本人は自分を殺してでも、まわりにあわせようとしているわけです。

従って当然本人には、そのストレスがのし掛かっています。
さらにまわりにはそれを見せようとしませんから、その向かうところは自分自身の心身の不調となって現れるしかないのです。

しかし、今回のタイトル『正しい適応を見直そう』は、このような過剰適応ではなく、最初に書いたように「一応いいことである適応」「適度で理想的な適応」だと思われている中にも、「もう少し拘束ゆるめたら生きやすくならないだろうか」というものを考えようと思います。

あまり論理に頼っていると、正しい適応の落とし穴は見えてきません。

論理に頼ると、たとえば「どんな場合にも当てはまる普遍的なルール」を見つけようとしてしまいます。
また「社会的に受け入れやすい範囲で」といった拘束を無意識にかけているので、なかなか思い切った発想が生まれてきません。

以前「言葉の冒険~素直な人VSわがままな人」と題した文章を書きましたが、今回も同じように少し実験的な試みだと思って読んでください。

(1)『ここはそういうところなんだ。みんなそうやって合わせてきた。君だけが勝手なことをするのは許されない。』

伝統を壊すのは容易ではありません。
ですからたいていは奇抜なことを考えるのは、タブーのようにして避け、仕方なく従おうとするのです。

ですが、慣習というのは、どこかの時点で始めたことを踏襲してきただけであって、絶対的なものではありません。
もしかすると、最初の頃のばかげたルールを伝統だと言って守ろうとしているだけかもしれません。

少なくとも、私個人の心の中では、タブーを打ち破ってしまいましょう。
そうしておけば、いつか現状を変えられそうなところまで、それを発展できるかもしれません。
盲目的に信じていては、新しい改革は生まれません。

そしてそれよりも「自分は従ってはいないぞ」と思っているだけで、ストレスは解消されます。

ただしそれを葛藤にしてしまわないこと。どちらにも出入りできる柔軟さを持っていたずら心の感覚で行きましょう。
堅さをほぐすのは、論理ではなく、ユーモアです。

(2)『それで全部うまくいくとでも思っているのか?』

こんな脅しには乗らないこと。

なんで全部がうまくいかないといけないのでしょう。

部分的にだけ通用する最良の策というものもあるものです。
それは他では使えなくてもかまわない。
「いまここ」で役立てることに意味があるのです。

(3)『それは5年後、10年後も有効だと言えるかね?』

そんなこと知るか!(2)と同じ理由で。
これは(2)を時間軸でとらえた拡張に過ぎません。

パソコンや携帯など、5年もたつと性能的に使い物にならない。
短期的にだけ有効な考えでも、役に立つなら使える可能性はあるのです。

それと適応という面から見ても、「いつでも役に立ちます」に応えようとする適応の仕方は、無理な負担を生み出すことが多いのです。

いついかなる時も、「私は怒りません」とか「私は笑いません」とか言わないことです。
こう書くと滑稽に見えますが、意外と例外を許さない人というのは多いものです。

泥縄式の対応も、すべてが悪いとは限らない。
いま目の前のコップ一杯の水が生き返らせることもある。

(4)『私は長年の経験から言ってあげているんだよ』

正しいかもしれない。
しかし自分にはふさわしくないかもしれない。

一度は、疑ってみるのもいいでしょう。

(5)『これがこれからの時代には必要だ』

鵜呑みにしないこと。
歴史を見よ。周期的に変化を繰り返している。

(6)『完璧な論理には裏がある』

裏と言うよりも、論理が成り立つのは、前提が正しい場合だけです。
前提を疑えば、別の世界がそこにはあるのです。

そして、多くの場合、完璧な論理を強調する人は胡散臭い。
「なぜその人は強調しなければならないのか」
そこを考えると、何か見えてくるかもしれない。

(7)『言いたいけど、こんなこと言ったら笑われる』

現代は、笑われるようなことを口に出せる能力は、貴重なものになってきています。

そんな貴重なエキスパートになりましょう。

笑った後で、何かに気づいてくれる人も出てくるでしょう。

ただ「おもしろい」としか言ってくれなくても、その人はあなたに敬意を払うようになるでしょう。

そもそも意味がなければ、言ってみたいなどと思わなかったはずなのですから。


まじめで従順な人ほど、権威に押しつぶされる可能性があります。

飲み込まれそうになっていると感じたら、もう一度「それは本当に正しいですか?」と自分に問いかけてみましょう。

自分自身に問いかけることを許すのです。

何でも答えを知っている自我に聞いたのではだめですよ。
答えはあらかじめ決まっているのですから。


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癒着した関係(共依存)の犠牲から解放される

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誰かとの癒着した関係は自分自身を見失ってしまいます。
どこまでが自分で、どこからが相手なのかが曖昧で、その結果自分の中心がどこにあるのかわからなくなってしまうのです。

その結果、今感じているのが自分本来の感情なのか、相手の感情なのか区別がつかなくなります。

癒着した関係は、両親や配偶者や自分の子どもとの関係で特に多く発生する、いわゆる共依存と呼ばれる関係です。

たとえばお子さんのいらっしゃる方なら、自分の子どもに関すること、進学の問題などで、それがうまくいったときにどのように感じるかを考えてみましょう。

まず、子どもが達成できたことに対して喜びを感じるでしょう。
子どもにおめでとうを言った後、癒着のない関係であれば、今度は自分がここまで子どもを育ててきたことへの自負を感じたり苦労をねぎらったり、自分自身に関しても喜びを感じるものです。

ところが癒着が進んでいると、親の喜びは子どもの喜びや成功次第になってしまう場合があります。

「私はどうでもいいのよ、あなたが喜ぶ顔が見られるだけでいいの」という言葉も、これだけでは判断出来ませんが、中には「私はどうでもいいの」と言う言葉が文字通りの意味になっている関係もあるのです。

親の方が自分自身についての喜びその他の感情を、すべて子どもの感情で肩代わりしているような場合が見られます。

親自身の感情は、子どもが関係してくるとどこに行ってしまったのかよくわからない状態になっています。

そして子どもの感情を頼りにしなければ、自分だけでは自分の感情をどうにも出来なくなってしまうのです。

そこ結果常に子どもをそばに置いて、自分の感情の代わりにしたり、子どもの自然な感情表現を押さえつけ、親の望む感情になれと無意識に強要してしまうのです。

そのような親に対して、子どもの方は何とか癒着を逃れられるかもしれませんが、多くの場合、この癒着に巻き込まれてしまいます。

そして、たとえば子どもは「親の期待するような感情ばかり表現し、自分の素直な感情表現を隠してしまう」といったことが起こってきます。

癒着した関係の問題点は、自分自身の中心を失ってしまうことにあります。

その結果、自分ひとりで判断出来ない(相手の判断を当てにする)とか、
自分自身の感情がわからない(上記のように相手の期待する感情に支配される)といった問題を生じるようになります。

程度の問題ではありますが、癒着した関係はたとえ最初の相手が身の回りにいなくなっても、別の人(たとえば配偶者)をその相手に選ぶようになります。

かつての癒着を再現してくれるような相手を選びがちになり、自分が癒着した関係を仕掛ける側に回って、相手が拒否したとしても無理矢理巻き込もうとする可能性があります。

どんなに環境が変わろうと、自分自身がその源を抱えている限り、依存関係を作り上げてしまうのです。

それによって生じる犠牲は、深刻になれば自分自身の中心がないと感じて、無理にまわりを巻き込み、そのような相手が見つからないと自分自身の力で自分を取り戻すことが出来なくなります。

そんな犠牲から解放されるためにも、あなたに潜んでいる癒着は、小さいうちに断ち切ってしまうことです。

最終的に見つけられるのはあなた自身しかありません。
最初は自分ひとりで区別がつかないのであれば、誰か第3者の手を借りてでも、手がかりをつかんで、その関係を終わりにする決心が必要です。

大変なのは、最初にそのような関係が自分の中にあることに気づくことです。
一旦大元の関係に気づいて受け入れられれば、個々の細かい問題はずっと容易に明らかになってきます。

ですが、これは関係性の問題である以上、もう一つ難しい問題が存在します。
それは、癒着を断ち切ろうとする相手が抵抗してくるということです。

程度によっては、相手はそんなあなたを批判し、怒り出すかもしれませんし、あるいは馬鹿なことはやめて元の関係に戻りなさいと懐柔してくるかもしれません。

それに負けて元に戻ってしまうということも、実際多く存在しているだろうと推測されます。

その程度によっては、ごく普通に見られる関係であり、また日本における関係はその傾向が元々あるといった事情もありますが、依存が進めば問題は生じてきますし、大きくなってからは断ち切るのが難しくなるのも確かです。

そして、少なくとも自分の感情を犠牲にしてしまっているのですから、とかくそれがトラブルの原因になりやすい関係であるとも言えます。

自分自身の自由な感情や自由な判断を大事にしたいとか、もっと本物の関係でありたいと願うなら、避けては通れない問題だと言えるでしょう。


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