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私とつき合う全く新しいアプローチ7~『和解しよう』

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7回目に当たって一区切りつけるために、最初に戻って「自分を知ること」と「自分とどうつき合っていくか」という点に戻りたいと思います。

「自分を知ること」は、自我そのものに入り込んでいるときには出来ません。
それはそういうときには、自分が誰かということなど忘れて、対象に関心が向けられているからです。
ものごとはそのときの自分の信条に基づいて、どう変化するのか予測され、特に今の自分がどう感じているかは関係なくなっています。

ですが、そう思うのは自分だけで、他の人から見ればそれはあなたそのもの、あなただからそう行動していると見えているでしょう。

このアプローチの核心は、そんな自我に取り込まれた状態を離れて、世界全体を見ることにあります。

やがて、自我に入り込んでいても、「今こうしているのは誰?」という問いかけを割り込ませることが出来るようになるでしょう。

そこで見えてくるものは、過去の記憶や信念に振り回されている姿と映るかもしれません。

しかしそこで、どうあるのが正しいのかを知りたがる自分が出てくれば、あれはだめ、ここを変えてしまいたいと、再び改造計画を練る自我を作り出してしまうことにもなりかねません。

改善するだけが生きることではないでしょう。

良くも悪くも、あなたは自我と共に生きていくのです。
それを嫌ってしまうようでは、それこそいいことばかりのふりをしている方がましかもしれない。

評価しないで、そうである自分をそのままに見てみるとき、はじめて自分を見ること、知ることが出来るのではないでしょうか。

いいとか悪いとかという評価は、それこそ後知恵でしかありません。
そのときの社会や時代を反映した評価でしかない。

わたしは、今の自分を受け入れるしかないのです。
それも喜んで、よくこんな自分でいてくれたと思えるほど、いろんな角度から自分を見てみることです。

その時々で、最善だと思うことをやってきた結果が今の自分なのですから、もっとこうすればよかったと言って価値を下げるのは厳しすぎます。

他人から見たベストプレーヤーになることがあなたの役割ではないはずです。

自分のいいところを見て、自信を持ちましょうというゲームには乗せられないことです。
ありのままの自分をどこまで受け入れられるかだけが、「自分とどうつき合っていくか」を決定するのです。

評価する姿勢をやめたとき、自我は抵抗する理由が無くなり、あなたそのものと一体化するでしょう。もともとそうであったように。

外側の世界と付き合うとき以外は、評価することをやめてしまえば、守る必要がなくなった自我は、無駄な努力をやめて役目を終えていきます。

あんなに外側にある脅威と見えていたことも、自我の沈静化によって消え去るのを見れば、世界があなたを作り出すのではなく、「世界は私が作り出したもの」であったことを確信するでしょう。

そして、それをきっかけに、今まで手に入れなければ大変だと考えていたものが、ドミノ倒しのように、次々に意味を失っていくのを見るでしょう。

「そうなったら何をすればいいの?」と悩む必要はありません。
その質問は、あいかわらず自我が作り出す質問だからです。

やることは向こうから起きてきます。起きることも、起こす人も、起こす対象も、すべては同じところから出てくるのです。
それに名前や役割を割り振っていたのが、今までの見方だったわけです。

それは今まで通り存在するし、自分もやり続けるでしょうが、もはや役割は私そのものではないことがわかってやっていくのです。

さて、アプローチの3から6で扱ったような視点は他にも色々あると思います。
機会があれば、また紹介できるでしょう。
それまでは、ひとまず7で区切りと言うことで。


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嫌なことばかりだと感じたら読んでください

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世の中には、好きなのにやれないことがあり、嫌いなのにやらなきゃいけないことが多すぎる。
どうして、こんなに嫌なことを我慢しないといけないのか?

一見もっともな意見のようにも思えますが、こんな風に考えることは、嫌なこと探しをしている様なものです。

これでは、すぐにイライラし始めるし、怒りを感じるか、気分がふさぎ、世の中がブルーに見えてきます。

逆説的ですが、
それではどうして、「好きなのにやれないことがあり、嫌いなのにやらなきゃいけないこと」があってはいけないのだろう?と考えてみてください。

あなたの好き嫌いだけで世界が回っているわけではない。

これでは、「なんで雨が降っているんだ!」「どうして冬は寒いんだ!」といって嘆かないといけなくなります。

別に必要だと感じるなら、嘆いたり叫んだりしてもいいですよ。

しかし、解決の見込みがないことは、いつまでも愚痴をこぼしていてもしかたがない。

変えられると思うなら、リスクを冒してでも行動すればいい。そこまでコミットする意欲とエネルギーがあるかどうかです。

変えられることも変えなくていいといっているわけではないですが、方向を変えて、そもそも、なぜ「私の好きなこと、嫌いなこと」が生じてくるのかを考えてみましょう。

いろんな大義名分を唱えたとしても、「私の好きなこと、嫌いなこと」とは、私の利益になるかどうかというはなしなのです。

つきつめて考えれば、たかだか「私にとってこうなってくれた方がうれしい」ということに行き着くのです。

そんなことでイライラしてまで、「私」を追求するのがいいのか、それとも他の世界はないのかを考えてみてはどうでしょう。

故常無欲,以觀其妙,常有欲,以觀其徼

故に常に無欲にして、以(もっ)て其(そ)の妙(みょう)を觀(み)、
常に有欲(ゆうよく)にして,以て其(そ)の徼(きょう)を觀る。

だから人は常に無欲で純粋であれば、その妙(みょう)である根源の世界を見ることが出来るが、いつも欲望の虜になっていれば、その徼(きょう)の世界、つまり差別や対立に満ちた末端の現象社会ばかり見ることになってしまう。

老子道徳経 第一章


徼(きょう)の世界とは、名前をつけたことで、区別が生まれた世界。
それによって、私の利益になるものと利害となるものの区別が生まれます。

私の守るべきものを作り出すことで、敵対するものを生み出し、対立が生まれ、敵と味方が現れてきます。

しかし、それらは根源の世界からの現れ、末端の現象に過ぎない。
区別の生まれる前の、根源の世界に止まれば、その妙(みょう)を觀ることができるのです。

難しく聞こえますが、区別を作り出さなければ何でもなかったのに、レッテルを貼った途端に好意的に見えたり、忌み嫌うものに変わってしまうことはよく経験することではないでしょうか。

たとえば、道で出会った知らない人、道に迷っているようなので教えてあげようかなと思い出すとします。

教えてあげて相手が喜んだとき、いい気分でいた私。

しかし相手の素性がわかって、私の敵対するグループの人間だとわかった途端に、一転して相手が違って見えてきます。

レッテルを貼るまでは、私は相手と妙の状態を感じ楽しんでいたのです。

そこに徼(きょう)を持ち込んだものは、実にくだらないレッテルに過ぎなかった。

その前後では、何も現実は変わっていないのです。

徼(きょう)を観て判断を作り出すのか、妙(みょう)を観る段階に止まって楽しみを壊さないでいるか、それだけで世界は変わってしまうのです。

嫌な気分になったら、その直前に、どんなレッテルを貼ってしまったかを調査してみましょう。

そしてそのレッテルに重大な意味を持たせているのは、自分の勝手に過ぎないことを思い起こしてみることです。

そのときだけの、にせものの回避策をとろうとしないで、根源を探ってみましょう。

自分を喜ばせる原因と、苦痛をもたらす原因は、もとをたどれば同じであることに気がつけば、どうしたいかは自分次第だということがわかってきます。

もっと妙である世界を楽しみましょう。
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迷うことが生きること

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手抜きをせずに生きていれば、人は何度も迷うことはさけられない。


逆に言えば、なにも迷わずに昨日と同じことを繰り返し、迷わない自分、確立した自分を誇らしげに自慢している人は、変化を見るのを拒絶しているだけかもしれない。


社会的な役割という面から見れば、その都度ころころ変化するようでは困る。
しかし、そうした役割と自分自身を同一化してしまってはならない。


自分自身の日々の変化を受け入れることを拒否するようなやりかたで、自分を確立してしまうのは、どこか生きることをやめているに等しい。


君の頭と心のなかが
きりきり舞いをしているなら
それが何よりめでたい話、
恋にも迷いにも縁のきれた人間は
墓に埋められてしまうがよい。

ゲーテ



ゲーテのような人達の確信を持った言葉を聞くと、さぞ確立された信念を持っている人なのだろうと考えがちだ。


しかし、この言葉は、そのゲーテ自身が常に迷いながら、変化を拒まずに生きて行く中で、さまざまな表現を生み出してきたことを語っているように思う。


安定とは、動き続ける中でこそ生まれてくる。
動かない安定など、生命を持たない物に過ぎない。


いつでも成り立つような固定した指針を求めることは、変化を拒む自分を作り出し、変わらない自分を維持するためには、現実の方をねじ曲げることに繋がる。


いかにも自信ありげな、堂々とした言い回しに騙されてはならない。
それは、単に政治的に正しいということに過ぎない。


迷っている自分、さまよう自分を恥じることはない。
それだけ真剣に生きているということなのだから、むしろ誇りに思えばいい。


人間は努力するかぎり迷うものである。 

ファウスト





迷うことを恐れない人は、柔らかくいられる。迷うことを恐れる人は、がちがちに堅い甲羅で自分を固めようとする。


柔らかく、時には優柔不断にも見えるような節操のなさも、ある意味では『無常』の存在である私たちにふさわしいと言える。


天下の至柔は、天下の至堅を馳騁す。 

世界で最も柔らかで弱々しいものが、世界で最も堅くたくましいものを思い通りに走らせる。

老子第43章



形を持たない水は、堅固な岩の隙間にもぐりこんで、やがて岩をも破壊するのだ。



迷ったらどうするかには、いろいろ一家言があるもの。


◆迷ったらとにかくやる!

やらずに後悔したくない。
迷うのは出来る可能性があるから。


◆迷ったらやめる

迷うのは本当には欲しくないからだ。
迷って決めても結局いい結果にならない。やめておけばいいことだ。


◆迷ったら負けだ

自分を信じて、すぐに決めろ!


◆迷ったら立ち止まれ

焦らずに、もう一度考え直せ。
待てば海路の日和あり。


◆迷ったらこうすると決めている

人それぞれの、いろんな信念やおまじないがある。



おもしろいのは、どれも正しい(時がある)ということ。


だから、迷い方に迷うのは、ばからしい。


その場、その時の迷いに従ってこれで行こうと決めればいい。どれを選んでも、どれが正解だったかは最後までわからない。


避けたいのは、「何もやろうとしないで、言い訳ばかり考えること」、
あるいは、それと同じくらいやっかいなのは、
「これしかないと決めつけて変化を拒否すること」。


期待したとおりにものごとが運ぶことなど、それほど喜ぶことでもないのかもしれない。
期待したときの自分も、やがて変化するものだから。


努力している限り、迷うことは『それが何よりめでたい話』だ。
そう思って、大いに変化と運命を楽しもう。


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不機嫌な顔

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不きげんは怠惰と同じです。つまり怠惰の一種なのです。わたしたちは生まれつき怠惰に傾きやすい。けれどいったん奮発すれば、仕事はすらすらはかどりますし、活動にほんとうの喜びを見いだすことができましょう。
「若いウェルテルの悩み」



不機嫌な顔をしている人を見たとき何を想像するでしょう。

実際に何かの理由が存在して機嫌が悪いこともあるでしょうが、普段から不機嫌な顔が普通になっている人も少なくないでしょう。

本人は理由があって不機嫌なのだと思っていますが、まわりから見ると、人に求めている、何かをしてくれるのを待っているという雰囲気が漂ってきます。

先ほどのゲーテの文章にあるように、不機嫌さにはどこか怠惰が関係しているようです。

本人は自分は不機嫌だから、まわりの人間はそれを考慮してくれるべきだと表情で訴えているわけですが、習慣的な不機嫌さの場合、ほとんどは目の前の人間が原因ではなさそうです。

世の中に不満を持っているのかもしれませんが、その片方で自分の関わり方にもその原因が存在するはずです。

しかし、不機嫌さに怠惰が感じられるのは、自分の側から行動を起こそうとしないことが感じられるからです。

なんにせよ、自分に起こっている不愉快な状況の原因のいったんは自分にあるはずです。
本人もそれはわかっているけれど、でもそれを認めれば、何かの行動を起こすことを自分が決心しなければならない。

それよりは、なんとなくまわりのせいだと言うことにして、惰性で生きている方が楽だと考えてずるずるとすごしてしまう。

自分でわかっているだけに、誰か他の人からはっきり指摘されたのではおもしろくないし、かまって欲しくもあるけれど、放っておいてくれという態度をとります。

ですが、そのまま惰性で不機嫌さを続けると、自分に原因があるとわかっているから、やがて自分を責めることになります。
それが余計に腹立たしくて、悪循環を生み出してしまうのです。

しかし悲観することはありません。
ウェルテルが語るように、「いったん奮発すれば、仕事はすらすらはかどりますし、活動にほんとうの喜びを見いだすことができ」るのです。

惰性で行動を起こさないでいるとき、やってはいけないのは、自分がそうせざるを得ないというような正当化する理由を考えることだと思います。

これは、考えれば考えるほど、罠にはまってしまう。
理由など、いくらでもひねり出せるからです。

自分で怠けているとわかっていながらの正当化の言葉は、余計に自分をいらつかせ、痛めつけます。

考えるのをやめて、「いったん奮発すれば」、嘘のように状況は変わってくるでしょう。

別にまわりの状態や、他の人が変化したわけではなく、ただ自分が変化しただけですが、その効果たるや、なぜもっと早く動かなかったのかと後悔するほど画期的なものがあります。

実際には、誰よりも自分自身が、行動に移したかったのです。

やることをやってしまえば、罪悪感も消え去り、行動したことが引き金になってエネルギーも次々と生まれてきます。

「不機嫌な人」と言われるのと、「怠惰な人」と言われるのと、どちらがいやだと感じるかは人それぞれでしょう。
ウェルテルが一般論のようにして訴えた「怠惰論」ですが、これを直接相手にぶつけるのは考え物です。かえって意固地になってしまいかねません。

それよりも、自分自身が不機嫌さを作り出さないような、行動する人になればいいでしょう。
自分に出来ないようでは、人に伝えることは出来ません。
身をもって、無駄なやり方のばかばかしさを見せてあげるのが、相手にとって一番説得力があります。

「不機嫌な顔」の理由など、たいていの場合どうでもいいことなのです。
行動を起こすように導いてあげましょう。~もちろん自分自身も含めて。


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理解していないものは、所有していない

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『理解していないものは、所有していない。』
~ゲーテ~

わかったつもりになっているけれど、本当には理解していないことは、自分のものにはなっていない。

だから、それを使いこなすことは出来ないし、何度もそれに裏切られることにもなるでしょう。


たとえば、あなたが怖いと思っていることを、「そうか、こういう風に考えれば怖くなんかないんだ」とわかったつもりになっても、ちょっとしたことで恐怖はよみがえってきます。

それは、恐れとは、あなた自身と一体のものであり、それだけを取り除くことは出来ないのだと、そう理解できるまで続きます。

取り除いたり、逃げ出したりするのをやめたとき、恐れはそんなもの無かったかのようにおとなしくなります。

それは影のようなもの。

あなたがじっとしていれば、影も動きません。
あなたが逃げようとすると、逃げても逃げても、ぴったりとくっついてきます。
もう逃げるのを諦めたとき、ただそこにいるだけの存在になるのです。

~~~

あなたが本当には所有できていないものほど、それを失うことを恐れます。
それは、実は最初から、あなたは所有してなどいないからなのです。

あなたが、それを本当に理解したとき、その対象はあなたの一部になる。
そして、決してその存在を忘れることはなくなる。
もう無くしてはならないと、守ろうとする必要などないものになったのですから。

実は、あなたを悩ませるのは、所有したと勘違いしているものなのです。

もともと持っていないのだから、無くなっても影響ないはずなのですが、あなたが自分のものだと言い張っているから、ふと気がついて目の前にないと騒ぎ出すのです。

そんなものは、もともとあなたには必要のなかったもの。

そう気がついたとき、あなたはなくす心配などないと気がつき、本当に必要なものだけを相手にすればいいと理解するでしょう。

いいかえれば、
あなたが今理解できないものは、
あなたには当面必要のないもの。

まわりに踊らされて、自分も欲しいのだと勘違いしないことです。

あなたにふさわしいものだけ持っていれば、あなたは充分に豊かになれる。

何気なくあなたが当たり前のように所有しているものが、他の人には貴重なあなたの才能に映るでしょう。その意味では一番知らないのはあなた自身かもしれません。

それをいい加減に扱って、自分にふさわしくないものばかり欲しがるのは、もったいないこと。

あなたにとって当たり前に思えるのは、それがあなたが理解して所有しているものだから。
すでに所有しているものを、いかに有効に利用するかを考えていれば、余計なものを欲しがることもなくなるでしょう。

余計なものを欲しがるとき、実は苦痛を感じていることに気づくことはないでしょうか。
それは、手に入らないから苦痛なのではなくて、なぜ必要なのかわからずに欲しがるからです。
そして、たとえ手に入れても、もてあますだけ、結局使わないで終わってしまう。

本当に欲しいのかどうか、それが何かを理解しているかどうか、問いかけてみましょう。


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ストレスに強い生き方

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かなり前になりますが、「ストレスに強い人は...」と題して文章を書きました。
それをベースに、ストレスに強い生き方、そして状況に振り回されない生き方について、考え直してみました。


ストレスに強い人は、結果だけでなく、「その過程そのものを楽しむことができる」人であると言えます。

逆にいえば、ストレスを感じやすい人とは、まず先に結果が気になってしまって、
過程を楽しむ余裕は持てません。

そして結果ばかり気になるので、気軽に取り組むことができず、ぎりぎりになって、やっとの事で重い腰を上げるということになりかねません。

ですから、そういった人は、夢のような結果を待ち望んだり、ドラマの様に結末が先にわかるような展開が起きないかと、現実離れしたことを望んでしまうのです。

ドラマの脚本ではあらかじめ結末が先に出来ていますから、途中の経過がどんなに困難なものであっても、結果はハッピーエンドになる様に出来ています。

しかし結果がどう転ぶか分からない現実では、ドラマのように過程をまねたところで、結末はどうなるか解りません。

ですから、結果はわからないものだということをまず認め、変化していく状況に応じて、その都度対応しなければならないものだという、当たり前の現実を見なければなりません。

では、「過程そのものを楽しむことができる人」とは、どのように結果をとらえているのでしょうか?

おそらく、結果が分からないことでも今迄の経験から、過程をきちんとやっていけば
結果というのは何とかなるものだ、という自信があるのだろうと考えられます。

そして、結果そのものにとらわれて、思い悩む時間も持ったりしません。

予測できることと、予測不可能なことをはっきり区別して、後者については、それ以上考えることをあきらめるという、割り切りが出来るのです。

しかし、いまの自分は、まだまだ結果が気になってしょうがない、という方のために対処法を考えてみましょう。

1.ゴールをしっかりと見ようとしているだろうか?

「なんとなく、漠然としか対象をとらえていないのではないだろうか?」
という問いかけをしてみましょう。

不安というのは、原因がはっきりしない恐れからやって来るものです。

「結果がどうなるかを怖がるあまり、自分が何を目指しているのかを、はっきりさせない様にしてはいないか?」と問いかけてみましょう。

まず、曖昧な形ではなく、対象を分析して具体的な行動に分解できるまで、かみ砕いてはっきりした見えるものにしてしまうのです。

そうすれば、怖がっていた対象も、単に具体的なことをこなしていけばいいのだと分かってくるものです。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということもあります。

怖がっているなら、正体をはっきりさせましょう。
またその過程で、自分がそれに立ち向かうのだという腹も据わってくるのです。

2.今、ここの体験を大事にする。

結果ばかり気になっていると、気持ちが未来に飛んでしまっていますから、「今、ここ」の体験を味わうことが出来なくなってしまいます。

1で書いた様に、漠然としたものでなく、過程の連続だととらえられれば、
過程そのものを楽しむことも出来る様になってきます。

「今・ここ」を楽しめず、未来の結果だけを追い求めているから、いつも不満や焦燥感を感じることになってしまうのです。

「もともと、私は何の為にこんなことをやっているのか」ということをもう一度しっかり見直してみることです。

そして、いまとりあえず出来る事に集中するのです。

また、今、ここの体験を大事にして、未来に飛んでしまわないようにすれば、過程にしても結果にしても、また、まわりの環境も自分自身も、常に流動的で変化しているものだということを、とらえることが出来ます。

3.予測不可能なことは、考えることをあきらめる。

いまの時点で予測できないことは、いつまで考えても結論は出てきません。

考えても解らないことは、きっぱり切り捨てる勇気をもち、またユーモラスに笑って済ませる余裕も時には必要です。

そして結果にとらわれずに、新しいことに挑戦していくこと自体が、経験を積み重ねることからくる自信を強めることにつながります。

今回もまた、何とかなるものだという予測が立てやすくなって、いい循環が出来上がってくるものです。

また数をこなすことは、少々不完全な部分があっても、寛容になって来ることが出来ます。

以上は、以前に書いた文章で取り上げたことですが、今回これにもう一つ付け加えたいと思います。

4.等身大の自分を知ること

いまの自分が、たとえ期待通りな姿ではないにしても、それをごまかさないで、ありのままの自分を認めることです。

見栄を張って人に対して大きく見せているところがあるにしても、自分自身を偽ることは出来ません。

いまの自分に出来る範囲をしっかり見すえること。

また、まわりがいいという言っているという理由から、自分もそうなりたいのだと思い込まないでください。
本当に自分が望んでいることを、正直に認め、それが他の人と違っていても、自分はそれを望んでいるんだということを、しっかりととらえなければなりません。

本当に自分が望むことをやっているときは、迷いがありませんし、自信を持って取り組むことが出来ます。

まわりの期待に合わせてやっているのと違って、充実感もありますし、たとえ100%出来なくても、それがいまの自分の出来る範囲なのだと認めることも出来ます。

その結果、成果を気にしたり、不安を持ちながらやるのでなく、ストレスも感じずに、確信を持って取り組むことが出来るのです。

蛇足ながら、本当にやりたくないことを、人の意見に合わせてやっていても、ちっとも楽しくないし、それで結果が良く無かったりしたら、二重の悲劇になってしまうでしょう。たとえうまくできても、心からの充実感はおそらく得られないでしょう。

無理をしないで、等身大の自分が本当に望むことをすることです。
それがもたらすものは、お仕着せのゴールなどよりも、ずっと自分が待ち望んでいたものになることを発見するでしょう。


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感情の多くは思考が作り出す波のようなもの

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感情はあなたにとって、味方でしょうか?
それとも、敵対するものでしょうか?

もちろん、楽しい、うきうきする感情のときや、まわりの人が自分を支えてくれると感じるや、罪悪感がなく、自分のやっていることがうまくいっていると感じているとき、感情はあなたをもり立ててくれる味方と感じるでしょう。

一方で、何となく悲しい、憂鬱だ、罪悪感を感じる、誰かとうまくいかない、怨まれている、何もかも自分の思いとは逆のことが起きているように感じるとき、感情はあなたを痛めつける、どこかに消えてなくなって欲しい存在にもなります。

そして、前者の気分の時には、実際がどうであれ、世界中が自分に味方してくれている様に感じ、何をやってもうまくいくように感じます。

後者の場合には、何もかも裏目に出る、世界は私を置き去りにしてしまったようだ、私なんか誰も好きじゃないし、気にもしてくれないと感じ、そしてもっと悪いことが起きるような気がしてくるのです。

しかし、これらはあなたの思い込みです。実際の現実は、あなたの気分とは関係なく、良くも悪くも、起きることが起き続けます。

そこなのです、気づくべきところは。

あなたが、嫌な感情に襲われると、何も出来なくなったり、まわりの誰かが何とかすべきだと思うのをやめてみるのです。
自分がどう感じようと現実は変わらないし、どう感じるかは自分次第だし、だったらどっちがいいんだ!と思ってみてください。

いい気分の時だけ歓迎し、勝手に現実も自分に味方すると思い込む。
一方で気分が悪いと自己憐憫に陥って、現実が自分を喜ばせないのは許せないと恨みを抱きます。そうしていると、まるで現実がかわいそうな私を救ってくれるかもしれない、と感じているかのようです。

しかし、そんな気分に左右されているときでも、いつも一歩離れて見守っている自分がいると感じませんか。

そうでなければ、こんな話は理解すら出来ないでしょう。

確かに気分が強力に前面にあるときは、それが全てで、それ以外に自分などいないと思っているかもしれません。

しかし、その状態はいつまでも続きません。

ふとしたときに垣間見る、そんな気分に振り回される自分を、別人であるかのように見られる自分の存在です。

そして、そんな自分でいられるとき、そこには何も問題はないし、現実はただ起こるがままに流れていき、良くても悪くても、ただそうであるだけ、だからどうなるべきだとかも何も思いません。

それは、客観的に見ているとか、俯瞰的に見ているとかいうのと似ていますが、それらとは違って、何かのために判断を下すための道具ではないのです。

ただその状態にいれば、心は穏やかで、何の恐怖も存在しません。

あなたが「なぜ生きているのです?」と問いかけても、答えがないまま生き続けるように、
「なぜ現実はこうなの?」という問いに答えられなくても、支障なく存在していられるのです。

こうでなければ生きられないと、気分や思考が吠え立てると、それに耳を傾けなければ大変だと言い聞かせているだけです。

そういった意味で「現実を見ろ!」ではなく、そんな気分や断定する思考に関わらず、もっと言えば、そんなちっぽけな私の枠組みを超えたところから「現実を見る」ことをしてみるのです。

どんな悲惨な状況でも、どんなに浮かれている状況でも、それに影響されずに、いつもそこにいる「其れ」に自分のチューニングを合わせて見ましょう。

それでも頑固に、ああだこうだと言い立てる自分がおさまらないなら、聞くだけ聞いてあげましょう。
「私が」言い続け、同時に「私が」聞き続けているうちに、やがて言い続けることは尽きて、ばかばかしくなってくるでしょう。

言うだけ言って気が収まったら、また波が寄せてきたら繰り返そうと思わないで、そのままの状態でいられる可能性はないのだろうかと思ってみるのです。

再び波を呼び寄せるのは、「こうすれば自分の気が鎮まるのだ」ともっともらしく説明する自分の思考にあるのです。
「何でそうしないでいられる?こんな状態で嫌な気分にならないなんておかしいよ!」と駆り立ててくるのです。

ときには、感情は自分に危険を知らせてくれる有用なものです。

感情そのものには、敬意を払いましょう。

無視してないかのように振る舞っても、其れは消え去るわけではありません。

しかし多くの場合は、「そうなるはず」という思考が作り出した思い込みなのです。

そして、感情が凪の状態にあるとき、先ほどの聞く側と言い立てる側は1つになります。

「ただそうである」ということの意味が垣間見えてきます。



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これがなければ幸せになれない

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私たちは『これがなければ幸せになれない』と信じるものを追いかけます。

「これさえ手に入れば、いまよりも幸せな暮らしが待っている。」

そのように信じるもののリストを誰もが抱えていて、それを「私の夢」という美化された言葉で追い求めているのです。

しかし、はたしてその思い込みは正しいのでしょうか?

私たちが、そのように信じて追いかけている対象とは、かならず外部に存在するものです。

私がまだ持っていないものだから、それを手に入れれば、いまとは違う生活が出来るのだというわけです。

そして、私たちは、必要なものはすでに持っているとは考えもしません。

それどころか、外にあるものを追いかけるのに忙しくて、自分の内面を見ようともしません。

すでに自分の持っているものを、検討し直してみようなどとは考えないのです。

しかし、あなた自身いままで生きてきて、そのように外に求めたものが手に入ることで、本当に満足できたでしょうか?

それはものだったり、社会的な地位や評価だったり、あるいは自分を愛してくれると信じる誰かだったかもしれません。

それが何であれ、手に入れたから自分自身が変わるわけではなかったのではないでしょうか?

手に入れたという満足感や、しばしの達成感はあっても、それらが自分の内面を満たしてくれるものにならない限り、わずかな間しかその効力は続きません。

すぐに、「これじゃなかったのかな?何も前と変わらないじゃないか!」と思い始めます。

そこで、外側のものをいくら集めようと、自分の内面は満たされないことに気づいて、対象を自分の内側に切り替えることが出来れば、事態は変わってくるのです。

しかし、そのように考える人は滅多にいません。

そうではなく、手に入れたものが見当違いだったのだ、もっといいものを手に入れれば、本当に変われるのだと考えてしまうのです。

たとえば、それはあなたの思ったとおりに動いてくれる誰かだったりします。

この人はいままでの誰とも違って、私を理解し、私の願うことをすべてかなえてくれる。この人さえいてくれれば、すべてはうまくいくと考えます。

ですが、どんなに理想の人であろうと、あなたはあなたであり、その人はその人なりの生き方があるのです。

すべてがあなたの理想を満たす人など、探そうとすること自体に無理があるという事実を、認めようとはしません。

いつか理想の相手に巡り会えるはずだ、という夢を抱き続けることを選んでしまうのです。

この場合の問題とは、理想の人がいるかどうかということよりも、あなた自身の幸福を外側の誰かにゆだねてしまおうという点にあるのです。

いいかえれば、あなたひとりでは、自分の力では、自分を幸せにすることはできない、自分にはそのような力はないと思ってしまっていることが問題なのです。

あるいは、自分には自分を幸せにすることが許されていない、そんな権利はないのだと漠然と思っている人もいます。

その弱みがあるから、私は誰かに幸せにしてもらわないと、どうしようもないのだと考えるのです。

そのように考えているとすれば、「私を救い出してくれる誰かを捜すしかない」と思ってしまうのも無理はありません。

しかし、私自身に許可を与えられるようにならない限り、どんなすばらしい人に出会っても、望みは叶わないのです。

外側の物や人は、あなたを幸せにするためにどうしても必要なわけではありません。

必要なのは、いまのままのあなた自身を受け入れられることです。

「私にはそんな資格がない」とか「私ひとりではどうやっていいのかわからない」といった、「自分をありのままに受け入れることを拒む思い込み」を断ち切ることが、何よりも必要なのです。

いまの私自身を受け入れて、必要ならひとりでも生きていけると思えたとき、そのときこそ、あなたの理想の相手を受け入れることも出来るようになります。

私は私。あなたはあなた。

私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。

そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。

それでも、偶然あなたがここにいてくれることを、私はうれしく思います。

そのように思える関係であれば、あなたは自分自身を無条件に受け入れたままでいられるし、相手に受け入れられたいというような思いから、駆け引きをする必要もなくなります。

そして、何を手に入れようと、ありのままのあなたを受け入れられない限り、満足も安らぎもないことに気がつくでしょう。

またそうなってくれば、あなたの欲しいものリストも不要になり、ゴミ箱に入れてしまう気にもなれるのです。

「これがなければ幸せになれない」そのようなものがあるとすれば、それは「ありのままの自分を受け入れる能力」だけなのです。

*☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆*

「例えば、日暮れ時、 農家のアゼ道を 一人で歩いていると考えてごらん。 
庭先にりんどうの花がこぼれるばかりに 咲き乱れている農家の茶の間、 
あかりがかあかとついて、父親と母親がいて、子供がいて、 
賑やかに夕飯を食べている。 
これが、これが本当の人間の生活というものじゃないかね、君。」 
車寅次郎

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あなたの目覚めに対して、ご自身で責任をお持ちなさい ~ガンガジとの対話

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ガンガジとの対話
『あなたの目覚めに対して、ご自身で責任をお持ちなさい』
2010.07.24 Saturday 15:33 より抜粋



お分かりでしょうか。
何かをするのではなく、やめるのです。

ずっと、自分を被害者にしてきたことをやめ、
自分の価値を低く見積もり、自分の目覚めを否定してきたことをやめるのです。

それが、『家に帰る』という意味です。
家に帰るという表現は、
お母さんのお乳を飲んでいた赤ちゃんの時のように、何の心配もなかった頃に戻ることだとお思いになっているかもしれませんが、
そうではありません。

『家に帰る』とは、 大人として生活をしながら、 自由であり、目覚めていることです。そして、あなたには、何もコントロールすることができないのだということを知りながらも、 あなたが選択することのすべてに、すすんで向き合い、そのことに意識的でいることです。

あなたが、『真実のあなたである』ということに対しては、あなたに選択することができません。
なぜなら、あなたはもう既に『それ』だからです。

あなたにできる選択とは、
『真実のあなた』とはいったい何なのか、誰なのか、を調べてみることです。.

あなたが今朝、ここにいらっしゃることもその選択の一部ですね。
身体と、時間と、お金を使って、そのことを調べて見ようと、ここにいらした訳です。

何万年、何十万年という長い間、
まったく意味がないように思えた、
『真実のあなたでいる』というそのことを、
あなたは今、この時点で、この人生で、この週末のこの朝に、意志を持って選択なさっています。
たとえ、一体何を選択しているのかが明確に定義できなかったとしても、
『あなたという真実の核心に開いていること』を、
あなたは今、選択なさっています。
 
でも、これで、十分ではないのです。
あなたの人生のすべてを、この選択に捧げなければなりません。
なぜなら、これは、長い間拒否されてきた選択だからです。

ですから、
もしもあなたが、突然またいつものモードに戻り、
ああでもない、こうでもないと、その選択を否定し始めたら、
「おっと。ちょっと待てよ。
今、私は何を選択しているのだろうか?」と、責任を取ってください。

なぜなら、
あなたの中の被害者は、

「私のせいで。」
「あなたのせいで。」
「あの人のせいで。」
「今までだって一度もなかったのだから、これからだってあるはずがない。」
「なくしてしまったから。」
という具合に、どんどん膨れ上がって続いていくからです。

そのまま被害者を肥大させるか、
それとも、やめるかです。

私がここにいるのは、あなたが、そのような古いストーリーを、おしまいにするのをサポートするためです。

あなたが、また新しいストーリーを作り出すために、私はここにいるのではありません。
新しいストーリーは、選択することなく現れてくるかもしれません。
なぜなら、それは、マインドの瞬間的な働きだからです。
そのことはまったく何も悪くはありません。

私がここにいるのは、
それが古いストーリーであろうと、新しいものであろうと、
たとえあなたが、あなたというストーリーのまっただ中にいらっしゃるのだとしても、
『選択せずとも、もうすでにそうであるところの”真実のあなた”』を、あなたがすすんで選ぶことができるように、サポートをするためです。

そしてあなたが、
一人でおられても、グループの中にいらしても、隣にどのような方がやってこようとも、そのことを、あなたという存在そのものに対して表現し、
『真実のあなた』を、あなたから溢れ出させることができるように、あなたを支えてさしあげるためです。

それはあなたが何もなさらなくても、ひとりでに溢れ出します。
私のまねをして、言葉にする必要はありません。
言葉になさらずに、
それがあなたから自然に溢れでてくるのが一番よいのです。

そうなると、あなたは、この大きな世界全体に対して、
もう一つの被害者のストーリー、
つまり、選択することなしに、無意識に起きるもう一つのストーリーをばらまく代わりに、
『真実のあなたであるところの、純粋な光り輝く存在そのものに、自らを開く』という、人間の可能性を寄与することになるでしょう。

ですから今、
『あなたの生は、世界に対して一体、何を与えているのか』を
よく調べてみてごらんなさい。

あなたの選択です。

これは、あなたの感情や、今起きている出来事とは全く関係ありません。
あなたの過去に何が起きて、それが起きたときにあなたがどのように感じたかとか、将来あなたに起きるかもしれないことや、そのときにあなたが何を感じるであろうかなどということとも、全く関係がありません。
あなたの選択がそのようなこととなんらかの関係があるのならば、
それはおなじみの古いストーリー、

『私』というストーリーです。

『私』に起きた、
『私』に起きるかもしれない、
『私』に起きるべき、または、起きるべきではなかった、
そういうものが、
『私』です。
それが、被害者です。

『私』にならないでください。
重荷です。

本当のあなたへの虐待です。
今のあなたの人生のこの時点では、もうそのようなことは全く必要がありません。
なぜなら、あなたは、あなたに起きたこの奇跡に向き合い、それを受け取ることを選んでおられるからです。まったく予期せずに起きたことなのか、それとも、祈られたのか、子供のときに既に起きたのかどうかはわかりませんが、
でもとにかく、
『真実を知りたい』という
恩寵や奇跡があなたに起きたのです。

真実のあなたが、あなたを愛してやまない『それ』が、あなたを呼んだのです。
あなたの名前を呼んだのです。

『ここにいますよ』と。

そして、私の話が、いくらかでも、気になっていらっしゃるようなら、
あなたには準備ができています。

これが、昨日お話しした、『切望する』ということの意味です。

計り知れないほどに大きな何かが、あなたの内側からあなたを呼んでいます。

もしも、あなたが、
今はそのようには感じられないけれども、それでもやっぱりここにいらっしゃるのでしたら、過去に呼びかけられたことがあったはずです。
本当はご存知のはずですね。
呼びかけられたのに、くだらないことだと脇にどけておいたのかもしれません。

今後、何度、呼びかけられるのか、それはわかりませんよ。

(笑い)

と申しますのは、呼びかけを脇にどけておくことを選んでしまう痛みが、
麻痺してくるということがあるからです。

そうなると、あなたの中に生き生きと息づいているこの恩寵が、あなたが作り出すストーリーによって不鮮明になってしまいます。

ですから今このとき、この、貴重な時間を使い、
何か、いい訳をしていないかどうかを進んでごらんになってください。

『このような理由があるからできない』
『今はまだできない』
『私には、できない』などです。

そして、言い訳なさっているのでしたら、
単純に、それをおやめになってください。
私が申し上げているのは、どうか成長なさってくださいという意味です。

成長してください。

成長するのは、素晴らしいことです。

こどものあなたが考える成長とは違いますよ。
こどもにとって、大人になることは退屈に見えます。
ガンガジの人生を生きていらっしゃらない方にはきっと私の人生は大変退屈に見えるでしょう。

成長して、ご覧になってください。
そうすれば、おわかりになります。
こどものあなたを楽しませていた事柄は、もう、あなたを楽しませないということを。
こどものあなたを怖がらせた事柄は、もう、あなたにとって怖いものではないということを。
こどものあなたに魅力的だった事柄は、もう、ちっとも魅力的に見えないということを。

こどもっぽいものはみんな、捨てておしまいなさい。

さあ、
よろしいでしょうか?


ガンガジとの対話
あなたの目覚めに対して、ご自身で責任をお持ちなさい
2010.07.24 Saturday 15:33
http://gangaji.jugem.jp/?cid=5


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私とつき合う全く新しいアプローチ6~『プリテンド』

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プリテンド(ふりをする)

憂鬱なときは、楽しいふりをしてごらん
そんなに難しくはないことさ
そうすれば、いつまでも楽しいままでいられる
そう、その気になってふりをするだけでいいんだ

Pretend
Pretend you're happy when you're blue,
It isn't very hard to do,
And you find happiness without an end,
Whenever you Pretend.


「その気になってふりをするだけで、いつまでも楽しいままでいられる」とナット・キング・コールは歌います。

しかし実際はどうなのでしょう。
あなたが、何か望むものになったふりをして、もう私は大丈夫、そんな自分を演じてみる。

そのとき実際は何をしているのでしょうか。

自我は「私には何か足りない。直さないといけないものがある」と絶えず思っています。私(自我)の役割は、それを探し出し、改善することだ。絶えず努力していれば安心なんだ、というようにです。

そんなとき、「理想の自分になったつもりを演じてみる」という課題を発見したのです。

『よし、やって見よう。理想から離れた自分に戻らないように、いつも目を光らせるんだ。』

努力するのが好きなのが自我というものです。少なくとも今自分は力を発揮していると思っていたいのです。
その結果がどうであるかは、あまり関係がありません。
何かをやって、私を守っていればそれで満足なのです。

しかし、ふりをするということは、自分自身で今の自分はそうではないと知っているということです。

そして、ふりをしているときはハッピーになれるかもしれませんが、終わり無くそれを続けることは歌詞のようにはいきません。

そして、現実に戻ったとき、ふたたびそうではない自分を再確認してしまいます。
それは、何もしないよりも、理想から外れた自分を再認識して、やっぱり私はダメだという思いを強化してしまいます。

ふりをしてみたいほどの理想の自分はどこから来ているのでしょうか?

私は愛されたい、まわりの人からかまってもらいたい、関心を持ってもらいたい、注目されたい、評価されたい、他の人よりも優秀だと思われたい、特定の人に注目される自分でありたい、等々の理想。

そして、そこから派生する2次的な欲求は、社会的な評価や、地位や名誉や財産を自分のものにすることです。

「まわりの人からかまってもらいたい」と思うことが理想であるのは、今の自分にはそれが不足していると思っていることになります。

実際のところどうなのでしょう。

たとえば、あなたは相手がそう行動したくなるような状況を、作り出しているでしょうか。
あるいは、相手が関心を示してきたとき、充分にそれに反応しているでしょうか。

そういった自分の反応にもかかわらず、相手はあなたを素通りしていくのでしょうか?

それは本当ですか?

相手の思うことを私が左右することは出来ません。
私に出来るのは、私の側の反応だけです。
では、私の受け入れ体勢に問題はないでしょうか?

私には、もったいなくて受け取れない。
私には、何となく資格がないと思う。
私は、そんな柄じゃないから。
それは他の人が受け取るものだから。
・・・

このような自分自身への許可を持てない人は、たくさんいます。
特定の状況だけを考えれば、誰もが受け入れを躊躇している自分を抱えているのではないでしょうか?

どうせ『ふりをする』なら、逆のことをやってみましょうか?

先ほどの例で言えば、『私は、誰の関心も受けたくない。放っておいて欲しい。まわりの人間なんか嫌いだ。』という人間を演じてみるのです。

それも誇張(exaggeration)して演じてみるのです。
思いっきりふくれっ面をしたり、怖い顔をして、シッシッと払いのけて、にらみつけるか、顔も合わせない・・・

そのことで、私はどう感じるでしょう。
どんな人間になったと感じるでしょう。
それは、普段の自分と比べてどの点が同じで、どの点が違っているでしょう。

まだそれを続けたいと思うでしょうか?

もしかすると、普段から部分的にそのようなことをしている自分を発見するかもしれません。
気づいたら、その仕草をさらに誇張して演じてみましょう。

その仕草がおかしく感じられ、ばかばかしくなるまでやってみるのです。

そんなことは、もうやめようと思えるでしょうか。
そう思ったとしたら、私の受け入れ体勢に変化を感じるでしょうか?

「私には、何となく資格がないと思う」という感じは相変わらずですか?
それとも何か発見はありましたか?

相手を受け入れることを躊躇している人は、実際たくさんいるはずです。
あなたがそう思っているなら、他の人も同じような弱みを抱えているのです。

今までの自分を脇に置いて、あなたが相手の躊躇を説いてあげましょう。
「大丈夫、私は聞いてあげるよ」と言ってみましょう。
「私も拒絶はいやだから、あなたを拒絶したりしないよ。あなたが今は一人で痛いなら別だけど」

誰かにそういう姿勢を見せることで、あなた自身の自分への許可はどうなったでしょう?


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過去のおばけ

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今日は連休の初日。
朝ゆっくり目覚めてみると、外はとてもいいお天気です。

外を眺めながら、いい気分で、とても平和な時間を過ごしていると感じます。

ふと、この平和な時間はいつまで続くだろう?と考えた途端に、心が動揺し、わけもわからず不安な気分がおそってきました。

まるで外の天気とは正反対に、突然、空が真っ黒になり、雷が鳴り、嵐でもやってきそうな気分になってしまいます。

むねが締め付けられるような、直ちに何か対処しないといけないと駆り立てられるような、しかし何が原因かわからず、どうしていいかわからないまま身動きがとれません。

こんな時は、あなたの過去の未解決な問題の記憶が呼び覚まされ、それが引き起こすだろう問題ばかりが、先行してあなたのこころを占領してしまったのです。

あなたは、突然起こったこの気分に、わけもわからず、自分は鬱になってしまったのだろうかと心配します。

しかし、これは人間が記憶を頼りに生きているかぎり、誰にでも起こるごく普通の心理作用に過ぎません。

過去の楽しいことを思い出して、急にうきうきしてくるのと同じこと、それがいやな気分になる過去の記憶だったというだけです。

『いまここに生きよう』とよく言われるのは、いま、この場所には何も問題など無いからです。
いまやるべきことがあるなら、あなたは考えていないですぐにそれをやってしまうでしょう。

それが出来ないのは、未来、たとえば明日にならないと出来ないことであるか、過去、過去に起きてしまったことはどうがんばっても、いまそれを変えてしまうわけにはいかない、という過去と未来に関わるどちらかであるわけです。

未来に関しては、今できる準備を一通りやってしまったら、もう忘れてしまいましょう。
まだ何か出来るはずと考え出せば、いくらでも課題はひねり出せるでしょうが、私たちが生きるのは、『いま』だけだということを思い出して、一線を引いてしまいましょう。

未来といま、この2つの間で、ちょうどいいバランスの折り合いをつけてしまい、あとはいまを生きることに戻ればいいのです。

そのバランスが良くないと、いまを犠牲にして未来への準備ばかりになってしまい、その結果、本当の自分を生きていないと感じたりするのです。

過去の方は、未来とは違って、1つの大きな相違点があります。

それは、過去に起きたことは確定したことであり、いまどうがんばってもそれを変えることは出来ないと言うことです。

『変えられないことは、受け入れるしかありません。』
このあたりまえの事実、しかし、あたりまえでありながら、なかなか受け入れられずにいるために、いつまでもズルズルと引きずってしまうということも多いのです。

過去の事実を受け入れてしまえば、その時点で、いま、それはもはや問題ではなくなります。

ところが、過去の問題点は、思い出そうとすれば、すぐに姿を見せるかと言えば、そうでない場合も多いのです。

その問題が、見たくないこと、直面したくないことであるほど、無意識にその記憶を封じ込めて、思い出すことを遮ってしまう働きが起こります。

思い出して直面することで、ふたたび悲しい思いをしたり、あるいは、自分とはこういう人間だと言い聞かせているイメージに合わない自分を見ないといけないなど、何らかの拒絶する理由が存在するのです。

ですが、そうやって直面するのを避ければ避けるほど、その問題はより巨大で曖昧なお化けのような存在になっていきます。

曖昧で、正体がわからないから、お化けなのです。

ですが、心配はいりません。
その正体を隠そうとしているのもまた、自分自身だからです。

その正体を明らかにすることは、かならず自分自身だけでも解決できるのです。

ただ、力まかせに過去を掘り起こそうとしても、抵抗にあってすぐに行き詰まってしまうでしょう。

正体を見せない過去の記憶は、階層化されているとイメージするといいと思います。

比較的、その抵抗がゆるやかなものから始めれば、ひとつ解決することで、次のレベルの自分が明らかになっていくといった感じです。

そして、ゆるやかではあっても、1つの抵抗を取り除けば、ずっと見通しは開けてきます。

また、隠しておかないと大変だと思い込んでいたことが、明らかにしてみれば、決して怖いものではなく、またずっと気分が晴れてくる体験だとわかれば、次の段階への抵抗もずっと穏やかに変わってくるのです。

そこで感じた開放感こそが、過去のゴーストバスターズの原動力になります。

問題を抱えて、それを大切な自分の証であるかのように感じさせているものは、現状を維持したい自我の抵抗に過ぎません。

あなたはもともと、秘密など作りたくはないのです。解放されたいと思っているのです。


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今日は小鳥の声で心地よく目覚めた

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今日は小鳥の声で心地よく目覚めた。

そんな朝は、体調も良く、ぐっすり眠れた感じがあるし、小鳥の声はちょうどいい大きさで、自分を起こしてくれたように感じます。

しかし、もし前日から自分の中で問題や葛藤を抱えていたり、誰かのことで罪悪感か怒りを感じていたりすると、なかなか寝付かれないし、朝になっても目覚めは悪く、疲れが残っていると感じます。

起きた瞬間に、昨日の問題を急いで思い出し、また憂鬱になったりするでしょう。

そんなときは、小鳥の声さえ、やかましく感じたり、今日は鳴き方が変じゃないの、何で今日に限って、そんな変な声を出すんだ、と八つ当たりしたくなるかもしれません。

おそらく、小鳥の声は、変わっていないはずです。
おわかりのように、あなたの内面のトラブルが、外側に反映されて、そのように聞こえさせているのです。

そのような状態で、出かけようとして、道で誰かにあって挨拶を交わしたりします。
相手はあなたのことを「ご機嫌がよろしくないようですね」と言ってくるかもしれません。

ですが、あなたの側では、「この人は、何言ってるんだろう?機嫌が悪いのはあなたの方じゃないの」と感じているのです。

自我というものは、ある意味で自我なりにあなたを守ろうとします。

あなたが自分自身を否定しなければならない様な状態に置かれれば、急いで「悪いのはあなたではない。外側にその原因があるんだよ。」と訴えます。

何が何でも、あなた自身以外に原因があることを証明しようとして、現実をねじ曲げることも平気でやってしまいます。

「外側に原因があって、やっかい事があなたに降りかかってきただけだ」と信じさせようとするのです。

もちろん外側の要因で、あなたに被害が及ぶということもあるでしょうが、普段私たちが不都合を感じて、外側の問題だと自分を納得させようとしていることの多くは、自分の内面の問題を反映した結果でしめられているのです。

それでも余裕があるときは、ちょっと八つ当たり気味だな、と感じられるかもしれません。相手にきつい言葉を言った後でも、「ごめん言い過ぎた」と謝る余裕があるうちは大丈夫です。

ですが、内面の問題が簡単に片づきそうにないとなれば、自我はあなた自身に問題があることに直面させないように、外側の誰かに非があるんだと信じるために、まわりの人の落ち度を探し始めたりするのです。

その結果、あなた自身の怒りの感情は、あなたが抱えているのではなく、まわりの人があなたを不当に非難しているのだと感じます。

そうやって、かろうじて自分自身を正当化するようになると、いま経験している問題の原因が自分の内部にあるなどとは、夢にも思わなくなってしまうのです。

これは、たとえば身体に痛みがあるときなどでも、同様のことが言えるでしょう。

あなたが普段は非常に丁寧に物事を行う人でも、どこかに痛みを感じていて何も考える余裕がないとなれば、細かいことなど気にせずに、痛みを和らげる対策に一直線に向かうことになるでしょう。

よほど普段から公平に自分自身のことも判断出来る人であっても、内面に問題を抱えて余裕がない時には、思わず誰かに責任をなすりつけたくなってしまうものです。

自己防衛のためにとっている行動は、なかなか自分では気づくのが難しいものです。
冷静になれば、わかるはずだと言われても、それはなかなか難しい。

1つ手がかりになるのは、自分を守るための行動をとっているときには、後ろめたさや、いやな感情が伴ってくるという点に注目することです。

正当な本物の怒りなら、ひとしきり表現してしまえば、きれいに消え去ってスッキリするものです。


なにかスッキリしない後味の悪さや、罪悪感を感じるのは、自己防衛のために自分に正直な行動をとっていないためではないかと疑ってみましょう。

他の人から見れば、誰かが自分を守るために、しきりに自己弁護をやり始めたら、あっさり「始まったぞ」と気がついてくるものです。

それを自分がやっているときにも、この「始まったぞ」という気づきを持ちたいものです。
そして自分でそれをやりながら、いやな感じが残ってくることに気づくようにするのです。

『この怒りは私の心の中の争いによるものです。それを誰かに投影することはしません。』と宣言しましょう。

それが必要なのは、誰が正しいかを証明するというような問題ではなく、あなた自身が平和でやすらぎを取り戻すために、どうしても必要なことなのです。
そして、それが出来なければ、まわりの人との関係も、うんざりするようなものになってしまうのです。


人間は誰でも自分がいちばん大切なのです。そして、そのことをほんとうに自覚した人間だけが、自然なかたちで他人を大切に思うことができる (五木寛之)




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怒れば欲しいものが手に入る?

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気に入らないとすぐに怒鳴り散らす人っていますよね。

まるで自分だけとんでもない被害者になっていて、まわりには理不尽な人間がいて自分を攻撃しているかのようです。

「こんな状況なんだから、私が怒って怒鳴り散らしても仕方ないだろう」と訴え、自分に言い聞かせているようです。

ですが、普通は起きているのは、状況が先ではなくて、そのように世界を見たり、作り上げようとする、その人の構えが先にあるのです。

欲しいものが手に入らないと、怒ったり、泣きわめいたりして、それが手に入るまで意地を張り続ける子どもの頃の習慣を再現しているかのようです。

その人にとっては、怒りを発動されるに十分な状況に見えたわけですが、他の人からすれば、ちょっとした意見の相違や不具合に過ぎないわけなのですが。

しかし、怒りや攻撃は、やすらぎや思いやりとは、どこまで行っても共存できません。

あなたが、やすらぎや愛情を感じたいのなら、怒りを捨て、攻撃で何かを手に入れるやり方を諦めることです。

「こんな状況なんだから、私が怒って怒鳴り散らしても仕方ないだろう」とすぐに思ってしまう習慣を断ち切ることです。

もっとも、私たちのくらす社会や文化には、このような攻撃によって安全を確保しようという考えを支持したり、促すような背景が潜んでいます。

それにもかかわらず、自分は攻撃しないとならないときもあるとか、防衛しないと安全でないという考えを出来るだけ持たないようにしようと決心することです。

攻撃は最初は自己弁護の気持ちとして表れるかもしれません。

あなたが自己弁護しなければならないと感じるのは、自分の怒りや攻撃したくなる気持ちを正当化したくなるからです。

他人を攻撃しているとき、実は自分自身に対して恐れや罪悪感を抱いているのです。

その恐れから目をそらしたり、自分が罪悪感を抱いているのを認めたくないから、その原因が外にある、つまりまわりの誰かのせいで自分が被害を受けているということにしてしまいたい(投射)という心の働きがそこにあるのでうす。

怒りの感情が起きてしまったら、それをごまかす訳にはいきません。
ですが、それを他人や自分自身に向けてしまえば、結局は誰かを傷つけて、しかも根本的には原因が消えないままに終わってしまいます。

そうならないためには、自分自身が怒っていることを認め、その原因を外に探さないで自分自身に向き合うきっかけにすることです。

怒りが収まらない間は、なかなか冷静にはなれないでしょうが、誰かに向けてしまえば後に遺恨を残してしまいます。

他人も自分も傷つけない方法で、怒りをなだめながら、「こんな状況なんだから、私が怒って怒鳴り散らしても仕方ないだろう」という考えを支持しないでいる。

怒っている自分を充分に感じながらも、それと正面から向き合ってみようと自問自答してみましょう。

空想の中で、怒っているあなたと、聞き役に回ったあなたとの間で、気が済むまで会話をしてみましょう。

あなたが必要以上に拡大しなければ、いまここで起こっていることには、そこまで怒りを続けたり、誰かを攻撃する必要などないことがわかってくるでしょう。

今ここに存在する、ちょっとしたきっかけと、それが引き起こした過去の記憶が、怒っても仕方ない状況を作り出し、何とかしなければならないとあなたをかき立ててしまったことがわかるでしょう。

攻撃や防衛という手段を使わなければ、安全ではいられないと信じ込むのをやめましょう。

それを手放したとき、はじめて恐れの方から消えて無くなることがわかるでしょう。
そのときこそ、本当に自分が安全だと感じられるのです。


あなたを攻撃してくるように見える人は、攻撃したいのではなくて、自分自身の恐れからビクビクしていて、自分を守るために必死で攻撃的に身構えているだけだと理解することです。

怒っている人に対して、圧倒されずに、よく見てみれば、そこにおびえた顔が隠れているのが見えてくるはずです。

そして、もしその人が怒ることで何かを手に入れようとしているなら、それに手を貸すのではなく、怒りや攻撃を使わなくても、欲しいものを手に入れる方法はあるのだと教えてあげることです。

怒っている人ではなく、怖がっている人だと見方を変えるだけで、対処の仕方は全く違って見えてきます。

そして、他人の怒りに対処できることが、やがてあなた自身の怒りにも同様に働くことがわかってくるでしょう。

怒りや攻撃の必要を感じなくなった分、安全とやすらぎを感じられるようになっている自分がそこにいるはずなのです。

怒りや攻撃が必要という考えこそが、恐れを作り出していたことがわかってきます。
そして、いまここには、それを必要とするものなどなにもないこともです。



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何が人間関係を苦しくさせているのか?

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「どんな人間関係を望んでいますか?」と問われたら、あなたならどう答えるでしょうか?

A.穏やかで、思いやりにあふれた、相手を信じられる優しい人間関係を望んでいると答えるでしょうか?

B.それとも競争に満ちて、常に気の抜けない、そんな戦いに明け暮れるのが人間関係だ、と答えるでしょうか?

私たちは、最初の答えを望んでいると思いながら、実際には後者の答えも必要であり、避けられないと思っているのではないでしょうか。

しかしそれでいながら、疲れてくると、どうして人生はこんなに競争ばかりで、辛いところなんだと嘆くことになります。

たいてい社会や他人のせいにしていますが、競争の元を作り出しているのは、実は私たち自身なのです。

たとえば、こんなことをしていませんか?

買い物に出かけると、店員の態度の悪さに目が向いてしまう。
あるいは、愛想はいいけれど、高いものを売りつけられるのではないかと警戒する。

会社に行けば、部下のだらだらした態度に不機嫌になったり、どうして自分の思ったように動いてくれないのか悩んでしまう。
部下のできの悪さに目を向けて攻撃するか、逆に自分の管理能力に不安を感じたり自信をなくして自分を責める。

うちに帰って子どもを見ると、この子は本当にやることをきちんとやっているのだろうか、見えないところで良からぬことをしているのではないかと心配になる。

ひとりになって、何が気に入らないのかを考え出すと、過去に自分にいやな思いをさせた誰かのことが思い浮かび、次々とその相手の批判とののしりの言葉をつぶやき出す。

相手を評価し、批判し、直すべきことを指摘し、あなたは変わるべきだと指導する。それが人間関係の必要な部分だと信じて、真っ先にそこに目を向けているのです。

そんな問題ばかりの不十分な存在が、まわりにいる人間であると信じていますから、油断すれば痛い目に遭うだろうと考え出すのも無理からぬことです。

そして、それらの批判は、実は自分自身に返ってきます。
他人を批判しながら、それは実際には自分も同じだと認めなければならない、でも認めたくない。
少なくとも自分はそうならないように努力しているんだ、と言い聞かせているのです。

それがこの世の中の人間関係なんだと信じていれば、Bのモデルにならざるを得ないという信念を強化します。

心の奥ではAのモデルを望みながらも、それを信じることに危険を感じていないでしょうか?

騙されてもいいから、無条件に相手を信じようとしているでしょうか?

自分の思いついたことを、他の人がなんというかを気にせずに、そのまま信じられますか?自分を信じていいと本当に思っていますか?

相手も自分も、今のままをそのまま信じてみようとしているでしょうか?

心を許してしまえば、どこかで相手に裏切られるのではないか?

実際にそれで失敗したこともあったかもしれませんが、それでも、目の前の相手や自分自身を信じて、それに賭けてみようという勇気を持てるでしょうか?

目先の不利益に気をとられずに、大局的に自分の目指すものを信じられるでしょうか?

Aのモデルを望むなら、リスクも必要です。

警戒を解かないまま、それでいて相手を心から信じたいと望むのは、無理があるのです。

しかし、それらの警戒とは、1つの疑いから次々派生した、ほとんどが根拠のないものなのです。

怖がらずに相手や自分を信じられるかどうか、それは賭けてみるに充分値するリスクです。

避けて通れば通るほど、空虚さがあなたの人生に漂うことになるのです。


空腹で死にそうなロバが、ようやく干し草の山を見つけました。
彼は迷いもなく、干し草を食べ生き返ることが出来ました。

別のやはり空腹で死にそうなロバは、同時に2つの干し草の山を見つけます。
少し離れた位置にある2つの干し草の山、片方の山に近づくと、やっぱりもう一方の山の方がいいのではないかと思い、引き返していきます。
やがて、それを繰り返すうちに、山と山の間で身体が動かなくなってしまいます。
ああ、干し草が目の前にあるのに・・・

本当に望むもの、必要なものをなぜ素直に目指さないのか。

無条件に信じることは、難しくて危険が伴うと思っているかもしれません。

しかし、私は証明できないことは信じないと、もっともらしく語る人がいますが、そういう人は、実は密かに別のことを信じこんでいるのだ、ということに気がついていないのです。




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あなたは私の気に入る存在であるべきだ

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ルール『あらゆる人間関係の規則を決めているのは、私であり、あなたは私が気に入らないことはなにひとつやってはならない。』

これが私たちが人間関係で悩みや苦痛を作り出す原因の根源と言えるのではないでしょうか。

「このルールのような極端なことは、私は思っていない」とあなたは主張するでしょうが、方向性が同じであれば、状況に応じて容易に極端にまで発展してしまうものです。

「私が気に入らないことを誰もしなくなること」それは、一見理想の様に思えますが、果たしてそうなのでしょうか?

それはたとえば、晴れているときを「いい天気」と呼びますが、雨よりも晴れている方が望ましいという思いがあって「すべて晴れの日だけになるべきだ」と望むことと似ています。

実は、あなたが私の気に入るように行動することと同じくらい、あなたの気に入らないことも行うというのが自然の分布というものではないですか?

時には、あなたには気に入らない、腹立たしい行動もとる相手だからこそ、あなたが気に入る行動をとってくれたときうれしいのです。

ところが、「いいことばかり起こるべきだ」とか、「私にはいいことだけ起こることになっている」というような、現実を無視した希望的観測ばかり唱えていると、いつのまにか、あなたの気に入らないことが起こることが大変な不幸になってしまうのです。

言葉というのは、人間の心理を容易にねじ曲げてしまいます。

本来両面が存在するのに、言葉は表側だけを抽出しているので、その影になる部分が存在しないかのように思い込んでしまうのです。

「他人は私の気に入ることだけ行うべきだ」
「相手に私の望み通り行動させられれば、それが成功であり、出来なければ失敗だ」

このような考えを理想にしていれば、やがて影の部分があなたを苦しめ出すことになります。

本来私たちは、いいこともあれば、悪いこともあることを何となく受け入れていたはずなのですが、言葉で唱えていれば、私には不幸は起こらなくなるという無理な信念を持ち始めてしまうのです。

会う人すべてに私の影響を与えられることが、すばらしい能力のように評価されることは、社会的な悪影響に過ぎない。

どんな相手でも説得できることが成功だなんて思わないことです。

それは「望ましいこと」と「あるべきこと」をいつの間にか混同してしまったに過ぎないのです。

そもそも、会う人みんなに、あなたに賛成して欲しいなどと本当に思っていますか?

それがひいては賛成者が多い人ほど価値があるという考えに繋がり、そうでない私は自分の評価をおとしめてしまうのです。

たまたま賛成しない人に出会えば、とんでもなく自分がだめな人間になってしまったように感じてしまうことになる。

あらためて言い聞かせなくても、半分は賛成者、半分は反対者であるのが自然なことだと考えればいい。

あらゆる人が、あなたの賛成者、あなたを褒め称える人になったとしたら、あなたは本当に幸せになると思いますか?

毎日が晴ればかり、雨の全く降らない地域に住めれば、日本にいるよりいいと思うでしょうか?

反対されること自体は、確かに残念なこともあるでしょうが、ただそれだけのことです。
ところが、それを大変なことが起こったと感じるとすれば、それはあなたの思い込みが自然に起こることを歪めてしまっているということです。

「希望に生きる」とは、きれいな言葉ですが、本当は、あなたは希望が叶おうとそうでなかろうと、あなたのままでいることを肯定できることを望んでいるのではないでしょうか?

今日もあなたに賛成する人と同じだけ、あなたに反対する人にも出会うでしょう。

それは、ただそうであるだけなのです。


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攻撃と防衛の世界を抜けだそう

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世の中が、攻撃と防衛で成り立っている世界だと思うとき、実際にまわりには攻撃的な人が現れ、自分の方はいつも油断無く見張って、防衛していないといけないと感じるようになります。

相手に少しでも不賛成の気配を感じると、「相手はこちらを攻撃してくるぞ」と思えてくるので、防衛体制をとらなければなりません。

やがて、びくびくして身構えているのに耐えられなくなると、「攻撃は最大の防御」とばかり、こちらから先制攻撃してやろうと言い出すでしょう。

しかしこの「攻撃→防御→攻撃→防御→攻撃・・・」という悪循環だけが、この世界ではありません。

攻撃と防御の連鎖に巻き込まれてしまったあなたは、威勢良く「攻撃するぞ」と叫びながら、その影でいかに自分が傷つき疲れ果ててしまっているかに気づかなければなりません。

攻撃性だけを持ち合わせた人はいません。
攻撃した反動は、あなた自身を傷つけ、疲れ切って助けを求めたくなっている自分を生み出しています。

攻撃を仕掛けている人は、疑心暗鬼で関係ない人まで攻撃的に見えてきます。
そこにあなたのすべての焦点が向けられているのですから。

そうではなく、エゴの「攻撃しないとやられてしまうぞ!」という叫びに耳を貸さずに、傷ついて助けを求めている方の自分に目を向けてみましょう。

そうすれば、今度はあなただけでなく、相手もまた怖がってビクビクしている人であり、助けを求めている人であるという見方が出来るようになります。
あなたの目を向ける焦点が切り替わったからです。

相手が攻撃する人である限り、あなたは守り戦わなければなりません。
そこではあなたもまた戦士なのです。

相手が怖がっている人だという見方が出来るなら、もはや敵はいなくなります。
そこには、おびえて強がりを叫びながら助けを求めている人がいるのです。

別に道徳的な話をしているのではありません。

心理規制を考えるなら、相手の見え方とは、あなたの自分自身の姿勢を反映したものに過ぎないことがわかるでしょう。

試しに、今まで攻撃的だと思っていた相手を、「怖がっている人」だと見てみましょう。
あるいは、あなた自身が攻撃的になっているとき、あなた自身が「怖がっている人」だと見てみましょう。

あなたが充分素直に自分の心の動きを認めるなら、答えはすぐに出るはずです。


明日あなたが出会う人達に対して、即座にいつもの反応をせず、ストップをかけてから相手を観察してみてください。

「にこにこして、あなたに気をかけてくれる人」
「ぶすっとして、今にも文句を言い出しそうな人」

両方いることに気がつきますか?
今のあなたはどちらにフォーカスをあてやすくなっているでしょう?

そして、相手を敵か味方かどちらかに分類してしまった瞬間に、あなたの内面がどう変化するのかをとらえてみましょう。

あなたの内面と関係なく、攻撃的かやすらぎか、どちらかの世界が存在するわけではないことがわかるでしょう。

攻撃する人と防御する人で成り立つ世界。
傷ついて怖がっていいる人とそれに手をさしのべようとする人がいる世界。

どちらを見たいと思いますか?


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こだわること

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こだわることは、いいことでしょうか?
それとも、悪いことでしょうか?

良いか、悪いか、どっちかに決めようとすることも、すでにこだわりになってしまいますね。

趣味や美意識などでは、こだわりがあることは、良さそうに聞こえます。
あるいは自分の意見をしっかり持つと言うことも、こだわりがあることになりますね。

ですが、何かにこだわり続けることは、いずれ不自然さを生みだし、問題や苦しみを作り出すことにも繋がります。

それでは「こだわりを捨てよう」ということを実践しようと思うとします。

ですが、これはいうは易くで、実際にやろうとすると、とても難しい。
人それぞれ、意識的にせよ無意識的にせよ、こだわる位置というものを抱えているものです。

「こだわりを捨てよう」と思っても、そもそも、こだわっている自分に気がつかないという場合の方が多いのではないでしょうか。

1点に絞って、何かを持ち続けるのは難しいものです。

こだわらないというのは、言い換えれば、なにものにも贔屓しない、好みを持たないということでもあります。

つまり、何事もからっぽである、空であるという、仏教の思想とも言えます。

もともと、もの自体には何もない、空っぽなものだけど、それに私たちが勝手に意味をつけ、評価し始めるわけです。

もちろん評価しなければ、こだわりも生まれませんね。

しかし、空になろうとか、空として見よう、というのも、こだわらないことと同じく難しい。
抽象的になる分、却って手がかりがなさそうに思えます。

それでは、もっと具体的に考えればどうなるでしょう。

長いがあるから短いがある、美しいがあるから醜いがある、悪があるから善がある。

このように、老子的に、評価というのは、なにごとも相対的なものに過ぎないと見るわけです。

自分は高い位置にいると主張していても、もっと高い位置にいる人から見れば低くなるのです。

言葉で表現して評価しているのは、単に身近な範囲内での上下に過ぎない。
範囲を大きくしたり、小さくしたりすれば、意味が無くなることもあります。

たとえば、分子レベルで見れば、私とあなたの境界はおろか、物質全体が分子の分布に過ぎなくなります。

話がそれましたが、相対的なものに過ぎないと見るなら、自分は今この位置にいるとこだわるのではなく、「相対的な位置を自由に動いて行き来できる」と思う方が、ずっと身軽だし、苦痛も生まれません。

昨日の私は善人だったけれど、今日は少し悪人よりに移動しようとか(笑)

このような相対位置において留まらないということも、「こだわらない」ということに繋がります。

絶対位置で空になろうとするよりも、こちらの方が具体的にイメージできるこだわり防止法かもしれませんね。

最後に、こだわらないというのは、1つに留まろうしないことだといえます。

「1点に留まろうとすることは、すべて病なのです。」



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彼岸と此岸(ひがんとしがん)

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仏教用語で使われる彼岸と此岸(ひがんとしがん)。

此岸の方は私たちが普通に暮らす、いわゆるこちら側の世界です。
迷いや煩悩の世界といってもいいでしょう。

これに対して、彼岸の方は悟りの世界、煩悩から解放された世界です。

ところで此岸にいる私たちが、煩悩から解放され、悟りを得た自分になり、彼岸の世界に住みたいと思ったとします。

しかし、此岸的な発想で、努力や修練を積んで悟りたいと願うとき、大抵はそれは此岸式の発想なので、望んでいる自分と実際の自分には、ずれがあるままです。

ずれというよりも、彼岸的な自分を此岸的にとらえたままなので、努力は報われない。

むしろ努力すること自体が、彼岸から遠ざかる結果をもたらすのです。

仮に彼岸の世界の住人になったとしたら、そこには煩悩はなく、エゴの望みを叶えるような発想自体が生まれてこない。

自分の望むことは、ありのままに従うことで、それで完璧だと思えるということです。
何も足したり、引いたりする必要はない。

それではつまらない、望むものを手に入れたいと思うことが煩悩の表れなのですから。

だから自分は、思いっきり煩悩で生きてやろうと思う人もいるでしょう。

ですが煩悩は、いいことばかりでなく、いずれ苦痛を生み出す原因になります。

苦痛とは、思い通りにならないということだからです。

いっそ悟りとかを諦めて、適度に生きるのならまだいいのですが、一番辛い生き方をしようとする人もいます。

つまり、此岸的な発想のまま、努力して悟ろうとする人たちです。

ありのままを受け入れると言いつつ、思いの通りに世界が動くことを願っている人たちです。

こういうたとえがわかりやすいかもしれません。

眠れないと訴える人。
眠れないことを意識し、眠ろうと努力するほど眠れなくなる。

もう眠れなくてもいいと諦めたとき、努力は消え、気がついたら眠れていることになる。
抵抗するのをやめたとき、必要ならば眠りは起きてくるのです。



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毎瞬を新しく~邪魔をしている自分の何か

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毎瞬を新しく生きる。

言葉にすればなんとなく聞き流してしまうけれど、過去を引きずらないで生きること。

過去にとらわれないという否定形では、ぴんと来ないかもしれないけれど、毎瞬毎瞬が新しいということ。

予測できることを最小限に、何が起こるかわからない、わくわく感とちょっぴり不安な未来に期待する。

全く新しい自分が、一瞬ごとに、心臓の鼓動ひとつおきに新しい自分が作られる。
新しく作られるとは、今まで苦痛に感じていたことが置き換わるということ。

危険を感じるのは、今のままで止まろうとするから。
危険に見えるものも、やがて新しい自分の一部に変わる。

新しいものを探そう。
四つ葉のクローバーを探すなんて確率の問題だ。
見たこともない赤い三角形、こびとの帽子かもしれない。

試練も困難も、苦痛なのはそのときだけ。
予期不安を感じたり、苦痛をいつまでも引きずるのは無駄な時間だ。

毎回新しいとき、そこには障害はなにもない。
障害とは過去の遺物。

またこの苦痛が巡ってきたと思うのは、記憶が作り出す偽物の現実。
現実はいつも新しい。

それが本当に苦痛なことかどうか、体験しなければわからないではないか。

どう考えても自分の自由だけれど、
新しいことが起こっていると感じるか、
過去の繰り返しととらえるか、あなた次第。

あんなに怖がっていた苦痛も、そこにあるあなたの不安を見つけたとき、
既知のものに変わり、やがて通過点でしかなくなる。

新しい生き方を邪魔しているものがあるとすれば、
それは自分の内面の何だろうと問いかけてみる。

独立した障害があるのではない。
邪魔をしている自分の何かがあるだけだ。



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人間関係はどうやって変化するのか

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人間関係の問題についていろいろ文章を書いていく中で、時々その真意が伝わっていないように感じることがあります。

たとえば、ゲシュタルトの祈り

私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。

私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。

そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。

私は私。あなたはあなた。


だから、自分自身に忠実に生きようと。

そして、その裏付けになるのは、他者とは自分自身を反映したもの、自分自身が変わることで、まわりの人の見え方も変わってくると言ったことです。

ですが、さしあたって今目の前にある人間関係が変わって欲しいと望み、その変化をすぐに知りたいと思う方の多くが、すこし早とちりをしているのではないかと思うことがあります。

つまり、コミュニケーションのテクニックのように、自分は自分ととなえればいい結果が出るかのように勘違いされると言うことです。

ですが、「私は私」というのは、テクニックではないし、私の言い方が変われば、相手も変化するというようなインスタントな方法を言っているわけではありません。

『私が変われば私から見える世界、まわりの人の見え方が間違っていたことに気がつく』ということを言っているわけです。

私が意地悪ならまわりの人も意地悪になる。
私が戦って勝ち取るつもりなら、まわりの人も好戦的になる。
私が自我を主張したいとき、まわりも主張する人達ばかりになる。

私は私、あなたはあなたというのは、私の都合のいい関係を望むことではなく、あなたがあなたのままでいることを受け入れるから、私も私のままでいさせてと言うことです。

そして私が私のままでいられるとき、あなたはあなたのままでいていいと言うこと、あなたが私の望み通りでないことも受け入れると言うこと、あなたがあなたの世界に生きることを受け入れると言うこと。

あなたが私の思うとおりに感じなくても、それはそれでいいと思えること。
実際にはそれは難しい、あなたが私の思うことをいってくれるとうれしいのが本音だから。

だけどあなたが私と同じように思わないこと、それを受け入れたとき、世界はあなたの思うがままの世界に変わる。
こうであって欲しい世界をあなたは望むけど、そうでない世界を受け入れたとき、世界はあなたのものになる。

あなたの望みとは、あなたの思うように世界が動くことかもしれないけれど、それがあなたの望みなら、あなたは世界を自分のものにしたいと思っていると言うこと。

私が私でいられるとき、その望みは必要なかったとわかる。

わたしはわたし、それ以上は必要ない。



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意見のくい違いについて

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意見が食い違うことは、日常的に起こることですが、それをどう処理するかはなかなか簡単ではないですね。

問題は、お互いに自分の正しさを主張して引っ込めたくないところにあります。
どちらかが押し切って、正しい方を決めれば解決するかと言えば、事態はほとんど変わらないままのような気がします。

どちらも自分の方が間違っているとは思いたくないし、それに納得する理由がなければ、引っ込めるわけにはいかないのは当然のことだと言えるでしょう。

ですから、考えるべきは、果たして1つの正解を出さないといけないものなのかどうかと言う点ではないでしょうか。

ところで、言ってみれば、意見のくい違いというのは、私たちの人間関係におけるあらゆる問題の根底に影響を与えているとも言えそうです。

最初から水と油の関係にあるとわかっていて、意見が対立することもありますが、もっと身近に見られて、意外に盲点になっているのは、もともと意見が一致した人同士の関係に潜んでいるように思います。

私たちは、いくつかの主要な点で意見が一致した人たちに対して、実際以上に自分とその人は同じ考えだと思いたがります。

ここまで同じ考えの人なんだから、この点についても私と同じに違いないと思い込んでしまうのです。

他のことでもよく見られる、期待すること、信じたいことを容易に信じてしまうという人間心理の弱点がここにも現れてしまうわけです。

そして、突然自分の期待と違う意見を相手が言い出すのを見て、「何が起きたんだ!」と驚いてしまう。

親しい関係であるほど、悪くするとその意見の不一致をやっかいな事態に発展させてしまう可能性もあります。
つまり、「裏切られた」と思ってしまう人も出てくると言うことです。

しかし、冷静に考えるなら、別の誰かがすべてのことで、自分と全く同じ考えを持つことなどあり得ないことだとわかるはずです。

このような思い込みの罠にはまらないためには、普段から自分の期待でかってに相手のイメージを作り出さないことです。

全く何もかも同じ考えを持つことなどあり得ないということを思い出さなければなりません。

「自分の期待でかってに相手のイメージを作り出す」というのは、ついやってしまいがちですが、実は人間関係を壊してしまう原因としても非常に悪影響を及ぼすものですから、十分注意することが必要です。

「この人なら私の意見に何でも賛成してくれるに違いない」といった幻想を作らないことです。

幼い頃の親から見放されることへの恐怖は、「いつでも期待に応えてくれる」理想的な人間を作り出したいという期待と幻想を作り上げてしまいます。

そして大人になっても、もしかしたらこの人はその理想ではないかと期待してしまうのです。

つまり「白馬に乗った王子様」がいつか現れると待ち望んでしまう。

期待はほどほどに、悲観もほどほどに、相手が見せるに従ってありのままの相手を描き出すことが、人間関係のトラブルを引き起こさない最も重要な秘訣ではないでしょうか。

そのように考えるなら、意見の食い違いも、それほど怖いものではないとわかってくるでしょう。
単に、「意見が違うところがある」、それだけのことです。

そして、意見の違いが自分に恐れを抱かせる度合いは、自分自身への信頼と関係があります。

自分自身に対する信頼がしっかりしている人ほど、相手のNOも脅威ではないし、意見の違いを受け入れる許容度も高くなるわけです。

他人からのNOを怖れすぎると、あらゆる人間関係で自分をぎこちなく、身動きできないものにしてしまいます。

他人のNOへの感じ方は、自分自身への信頼のバロメータ。
意見の違いを直ちに相手からの脅威ととらえずに、自分自身への信頼を振り返ってみてはいかがでしょうか。

打撃を受けたと感じるのは、あなたの自我であって、あなたそのものではないということ。そして相手にしてもそう言わせているのは、その人の自我だということ。
チェスの駒を動かしている私には打撃はない。



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2013年始まりました

あけましておめでとうございます。

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あまり張り切らずに、片足を温存してスタートしてみようか。

初めの一歩を慎重に選べば、あとは起こることに従えばいい。
大きく間違うことはないだろう。

今が大変だと思っても、嘆くことはない。
後で振り返って充実した時間だったと思えるのは、そういう経験なのだから。


『誰かのせいで~』と思いだしたら、考え直してみよう。
あなたの人生に影響を及ぼせる人などいない。
あなたが影響を受けるのを許さない限り。

だから、自分からイライラを大きくするようなことはやめて、
自分のペースで自分のやりたいことにだけ目を向けてみよう。

そうすれば、誰もあなたに面倒などしかけていないことを発見するだろう。

相手はどうしていいかわからず、あなたがリードしてくれるのを待っているのだ。


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