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自分の弱さの原因を知ること

☆----------------------------------------------☆
   自分の弱さの原因を知ること、
   これがあなたを強くしてくれる  
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2つの感情


失敗にもめげない人、打たれ強い人、困難に立ち向かう人、このように上げてみると理想的な特性に思えるかもしれません。

また、それとは逆に、失敗や面倒なことがひとつふたつ続くだけで、すぐに舞い上がったり、動けなくなったり、パニックになる人もいます。

世の中では、前者を勝ち組の特性、後者を負け組の特性のように称するかもしれません。

しかし、この2つは、正反対のようでいて、実際には結果にこだわっている点では同じなのです。どちら側に現れるか、ウラとオモテの関係です。

ですから、あるところまでは、自信たっぷりで前者に見えていた人も、突然後者に変わってしまうこともあります。

同じものに依存している以上、表向きがどちら側に見えるかは、たえずひっくり返る要因を抱えているわけです。

言い換えれば、あなたという存在の価値が、社会的な尺度で結果を出せたか、出せなかったかで決まると信じている間は、いつ見かけが逆転するかはわからないということです。

社会的に測られる有用性と、あなた自身の存在の価値は、別の尺度であって無関係であることを認識しない限り、一時的に良い期間が続いたとしても、容易にそれはひっくり返ってしまうのです。

しかし、それを識別するのは、あなた自身にしか出来ません。

他の人、つまり社会が評価してくれるのに頼っていては、決してそれを変えることは出来ません。

このことはもっと真剣に考えておくべきことなのですが、それに真面目に取り組む人はめったにいません。

それよりも、まわりからの評価こそが自分を一喜一憂させる要因として、確固たる位置を占めているので、それを疑うような余裕はなく、むしろ強迫的に評価を追い求めるようになってしまいます。

それは、褒められた喜びという報酬と、非難され、見捨てられるという恐怖との両面から、たえず強化され続けているのですから、しっかりと自分自身で意識しない限り抜けだせません。

『あなたは、あなたであるというその存在だけで大事なかけがえのない存在なのです。』

こんなふうにいくら慰められても、自信をなくした時の慰めにしか聞こえなくなってしまいます。

あなたがこんな結局は幸せをもたらしてくれない評価システムから抜け出したいなら、この判断基準に照らして考えることを試してみてください。


『それは何かに依存した価値観であるかどうか?』

「あなたが~であればOKである。」という条件付きの基準は、すべて「~であれば」の部分で何かに依存しているわけです。

私たちが褒められて喜ぶ時というのは、その内容が「自分がこうなれたらいいな」と今願っていることの場合には特に強く反応するでしょう。

一方で、自分では当たり前と思っていることを褒められても、あまり感激しません。

非難される場合の痛手の強さも、これと同じように、自分が恐れていることほど強く自分を痛めつけ、あまり気にしていなかったことなら、言われても聞き流すことも出来ます。

この影響を与えやすい部分こそが、あなたの自己関心の強い部分であり、「依存している度合いの強い」部分でもあるのです。

「それは何かに依存しているのか?」を漠然と考えるのは、かなり哲学的な思考が必要ですが、そこまでやらなくても、自分が依存しやすい特性を見つけて、それに取り組んでみることです。

すぐに落ち込む場合の出来事とは、必ずしもそれが一般的な意味で強く大きな影響のある出来事だったわけではなく、あなたの「依存しやすい要因」を含んでいたから、一気に変化してしまったわけです。

ですから、他の人から見れば、「なんでこのくらいでそこまで気にするのだろう?」と思えることも多いでしょう。

『あなたの弱さは、何に依存することから来るのだろう?』

それを知っておけば、もう今までのように簡単に落ち込んだり、パニックになってしまうこともなくなってきます。

それとともに、社会的な望ましさに影響されて、一喜一憂することも少なくなってくるでしょう。

自分の弱さの原因を知ること、これがあなたを強くしてくれる最短の道であり、最強の道でもあるのです。



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あなた本来の自分は、最初はデリケートなのだ  

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世間ずれして強がって見せている自分に慣れきって、これが自分だと信じ込んでいるけれど、それだけがあなたではない。

本来のあなたは、他人の評価などと関係なく存在するものだけれど、どうしても適応した自分というものが前面に出てしまって、本当のあなたらしさは声を潜めていることが多いだろう。

あなたが、他人に見せかけることばかりに夢中になることをやめて、どんなにマイナーな意見であっても自分らしくあることを選ぼうと決心するなら、そのときこそ本来のあなたは顔を見せてくれるだろう。

それは適応した自分のように、強がらないし、無理に主張もしないかもしれない、そんなデリケートな存在に今はなっているだろう。

しかし、見せ掛けの自分と違って、それらが主体になってやったことは、心底あなたを満足させてくれる。

本来の自分でおこなったことは、他人がどう思おうと関係なく、あなたに本来の自分を生きた感触を思い出させてくれるだろう。

それと比べて、他人の評価を気にしながらやっていることは、だんだんつまらなくなってくる。

一時的に評価された時は嬉しいかもしれないが、だんだんと、どこかまがい物のような気になってきてしまう。

それに、たえずこの評価がひっくり返りはしないかと、怯えるようにすらなってしまうだろう。

そればかりの生活では、あなたは心やすまることがない。

時間に余裕ができても、他人を抜きにした自分は、何をしていいのかわからなくなる。

自分は「これをやる!」、「これが好き!」と無邪気に宣言できる人を羨ましいと思い、どうして自分にはできなくなったのだろうと悩むだろう。

心配することはない。

あなたが他人の評価に耐えるような自分をつくろうとしなければ。

そのような鎧で自分を武装することをやめようと決心すれば、
それはまた蘇ってくる。

奥に隠れたていた自分が、花弁の奥から顔を出すようになる。

だから、どれだけ無防備でいられるか、挑戦してみることだ。

無防備こそ、不思議な最大の防御になりうるというパラドクスを自分で確かめてみることだ。

最初はデリケートだった本来のあなたは、次第に作られた自分と置き換わっていく。

それにつれて、自分が存在しているだけで、何も持たなくても、何もやり遂げなくても、そのままで存在できることを実感できるだろう。

「ありのままでいなさい。」

いくら言われても、無防備になれないうちは、ただのことばでしかない。

ありのままでいることは、無防備になれることからしか生まれてこない。

こわいようなら、小さな実験を重ねてみよう。

たとえば、無条件に、どんな条件も付けずに、あなたの望みを言ってみること。

いつも無意識に付け加えていたような、どんな「いいわけ」もしないで、
ただ要求してみよう、
リクエストしてみよう、
望みを口にしてみよう、
感想を、感情を表現してみよう。

いいわけも、顔色をうかがうこともなしにやってみる。

それだけで、あなたの解放実験は完了する。

そして、あなたが実は期待していたような、非難の声も、嫌な顔もそこにはないことを発見してみよう。

むしろ、驚いた顔があるかもしれない、嘘のないあなたの発言を尊敬する顔がそこにあるかもしれない。

もちろんその準備ができていない人は、相変わらず嫌な顔でそれを見つめるだろう。
けれど、その時こそ相手を見分けることもできるだろう。

素直になれる人は、素直な発言を喜ぶ。

素直でない人は、そんなことは言ってはならない理由をまくし立てるだろう。
あなたのためにではなく、自分の何かを守るために。
本当にあなたらしくなってもらっては困るからだが、それを鵜呑みにしないことだ。

相手だって、なぜそうしているのかわからずに、無意識にそうしているのだから。

あなたは、だれと付き合っていけばいいか、よく分かるようになる。

いままで自分のためになると思ってやっていたことが、その多くは虚しい悪あがきだったことがわかってくる。


☆----------------------------------------------☆

言うまでもないかもしれないけれど、社会の利益はあなた自身の利益と一致するとは限らない。
そして、社会とはあなたのまわりの誰かの言葉となって現れるものだということ。
あなた自身で、見分けなければならない。

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You are the only one.

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You are the only one.
誰かの2番手にはなれないし、ならないことだ。
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DONT BE AMBITIOUS.
DONT BE COMPETITIVE.
YOU ARE ALONE LIKE YOU.
LIKE YOU.
YOU ARE THE ONLY ONE.
YOU ARE INCOMPARABLE.

OSHO

野心を捨てよう!
競争などやめてしまおう!
あなたは、あなたらしい、ただ一人の人だ。
あなたらしくあれ。
あなたは唯一の存在。
比類なき存在なのだから。

あなたが不幸なのは、しっかり戦わないからではない。
あなたがいつまでも満足できないのは、誰かに勝てないからでもない。

のんびりしていないで、勝てるようにもっと頑張れ!
人よりも多く努力すれば、あなたはようやく一人前だ。
まだまだ努力がたりないんだ。
勝つんだ、人より上にならないと幸せにはなれない。

こんな声に惑わされて、無理な自分を見せかけながら、
本来の自分を虐げるようなことばかりしている。

こんなことでは、だれにも勝てないし、自分自身も幸せにはならない。

そもそもだれをモデルにしようとしているのだろうか?

自分が憧れるような人がいたとする。
しかし、その人自身は、その人もまた自分自身であろうとして、あなたが憧れるような人になれたのだ。

その人も、決して誰かに教えられるまま、他人をコピーして、そのような人になれたわけではないのだ。

もし私の真似をすれば、あなたも幸せになれるからと、表面的なことを教えようとしていたら、そんな人は信じないこと。

あなたは、あなたらしく、自分の中から生まれるものに従わなければ、何ものにもなれないだろう。

それでは、単なるコピー製品、見せかけだけで、自分らしさはどこかに封印してしまった人間が出来上がるだけだから。

競争するというのも、ある同じ指標を目指す人間になるという真似から始まるわけである。

しかし、あなたが自身の指標だけを目指すなら、競争することなど最初から意味が無いことにすぐに気がつくだろう。

これでいいのか不安だから、人に聞いてみたり、真似をしてみたいんだというかもしれない。

それが絶対ダメとはいわないけれど、その前にやってみることがある。

人に聞かなくても、これでいいんだと自分で思えるまで、あなた自身を続けてみることだ。

真似をしたくなる誘惑を断ち切って、自分自身であることを、充分すぎるほど続けてみることだ。

そうすれば、何は真似てもいいのか、何は真似ないほうがいいのかがわかってくる。

そして、他人に「これでいいでしょうか?」と聞いて回ることもしなくて良くなるだろう。

誰かと同じだったら安心できるというのは、自分自身を騙していることだ。
比べるものは、あなた自身以外に持たないこと。

他人との比較を始めた途端に、あなたの世界はみすぼらしく見えるかもしれない。
あなたがしっかり自分と繋がっていないと、すぐに素晴らしかったあなたの平和は脅かされる。
そんな侵略者に惑わされないこと。
それらは見せかけにすぎない。
こっちへ来なさいと見せかけるものは、たいていはコピー人間のすすめなのだ。

その表面的な華やかさに惑わされると、あなたは本来の自分に自信を持てなくなる。

しかし、あなたの持っているものを、その価値をわかるのは、それを失った時だということを忘れないこと。
コピー人間になってしまえば、絶えずこれでいいのだろうかと、外側ばかり気にして生きなければならない。
なぜなら、自分とのつながりを犠牲にしてしまうからだ。
それでは、根無し草になってしまう。

コピー人間は、忙しい。絶えず他人を補給しないと安心できないからだ。
そして、いつまでも満足する時は来ない。
誰かの2番手になってはいけない。あなたはあなた自身でいるしか出来ないのだ。
それ以外は、全てまがい物になってしまう。

あなたが全面的に自分を信頼し、それを拠り所にしようと決心するなら、

本来のあなた自身が、それでは見せてあげましょうと言って、あなた自身を、あなたらしさを答えてくれるようになる。

他人の真似をしたいと思っているうちは、そんなあなたには、あなたらしさを見せてはくれないだろう。

だって、自分自身を信頼していないのだから、信じない人には答えようともしないのは当たり前なのだ。

あなたに何が必要かも、あなたらしくあれば自然にわかってくる。

だから、他の人がみんな持っているからといって、同じもの欲しがるような馬鹿な真似はしないことだ。

これもまた、自分以外の人になろうとしているのと同じようなものだから。

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相手がこんな時には・・・・


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自分から好き好んで厄介者になりたい人間はいません。他に方法を知らないからそうなるだけなのです。こんな反抗的なやり方では自分がダメになると知りながらも、自分自身から解放される方法を知らないのです。

 これから述べる三十のよく見かける気分や態度は、たいへん参考になるだろう。どれもこれも、人と接する場合、ありがちなことで、どれにもこんな相手の手早い扱い方がついている。このリストを絶えず使うこと。仕事の上でも家庭内でも人と会う時にはくり返し使う。躊躇してはいけない。
 最も重要なこと──そして忘れてはならないことは──相手のマイナス性を、相手をこちらの方向に向けるための操縦桿としてそのまま用いることだ。

 相手がこんな時には・・・・
1.けんか腰──悪口雑言は聞き流し、こちらは静かに目標達成の方策を考える。
2.無  口──誘導尋問の手を使う。相手の心の中にあるものをみつけて取り出してやる。
3.臆  病──こちらからさっさと善意と援助を約束する。
4.荷やっかい──相手から絶えず迷惑をかけられないようにする。救世主ではないのだから。
5.うぬぼれ──自分で自己の再評価がしたいのだから、そうさせてやる。
6・脅 迫 的──脅迫めいた態度を、うっかりそのまま受け取ってはならない。脅迫は、そう受け取らない限り、力はない。
7.熱がない──こちらの熱で燃やしてやる。人間は、みな熱に反応する。もっと熱がほしいから。
8.詮索好き──自分のプライバシーをあくまでも堅く守る。
9.笠に着る──「せよ」ということに耳を傾けてやる。こちらは自分のしたいことをする方法を考える。
10.弱 気──思いやりを示す。しかし同情しすぎるのは禁物。同情は弱気をあおり立てる。弱気を強気に変えるのが一番の親切だ。
11.退 屈──そもそも、なぜこんな人間を相手にしているのか思い直してみる。
12.非能率──能率の報酬をプラカードにして相手の前を行進する。これで相手は自分に磨きをかけたくなる。
13.人嫌い──こちらが幸福なのに引きかえ、相手は気の毒だと思えばいい。憎悪と幸福とは決して共存しない。
14.やかまし屋──おめでとう。こちらのことが、気になって仕方がないということは、こちらが相手にとっていかに重要であるかということだ。注目と敬意はあなたのものである。
15.独善家──深くため息をつき「いつか、他の人間と同じように、間違いをすることを楽しむようになってほしい」という。
16.こわがり──相手をこわがらせる事件、考え、事態に、相手が正々堂々と立ち向かえるように手助けしてやる。恐怖は逃げ道のある時にだけ存在する。現実はこわいものではない。現実だと思い違いしているものだけがこわいのだ。
17.引っ込み思案──自信と権威を持って行動する。不安を晴らすには強力な人間が必要だ。
18.人使いが荒い──第一に「これこれだけしかできない」といっておき、第二にそれだけ果たしたらもうそれ以上手を出さない。
19.苦労症──相手のかかえている問題は、永久のものではないと指摘する──適切な態度をとれば──である。
20.怒りっぽい──如才なく、しかしどんなことがあっても、過敏な人間に怖気づいてはならない。怖気づかすのは、相手の微妙な子どもっぽい武器だ。それに絶対負けてはならない。
21.頑 固──こちらのいうとおりにさせようと真正面からかかってはいけない。賢明にスムースに手際よくとりかかる。
22.現実ばなれ──こんなやり方では目的の物は得られない。正しい行動は常に正しい結果を生むと教える。
23.苦 虫──相手は目的のものが手にはいっていないのだから、そっとしておく。こちらはさっさと望みのものを手に入れる。
24.わからず屋──こちらもわからず屋にならぬよう強くなる。相手は口でそれを認めなくても、心の中では感心する。
25.戸惑っている──困惑から逃げる道は、必ずしも悲しい仕事でなく、心も軽い面白い冒険なのだと説く。自分でそう思えばそうなる。
26.傲  慢──忍耐強く。しかしこちらの忍耐を弱さからだと間違ってとられないように。
27.陰  気──「お望みならご自由に。こちらはごめんだ」といってやる。陽気なのが人間の自然の状態であることを思い出させる。
28.無責任──他人の尻ぬぐいはいやだと断る。自分を助けない人間を助けるのは感心しない。どちらも損である。
29・癇癪持ち──自分の感情を相手から切り離す。賢明に、心を静めて目標達成の努力をする。
30.不親切──相手をみつめて、どうしてそんなに自分を苦しめるのかという。


~説得力 V・ハワード 創元社


自分の側の方針を変えるだけでも、世界は全く違って見えてくるのです。今までの常識や、囚われてしまったいる思い込みを変えるだけで(自分の考えを変えるだけで)、まわりの厄介な人も違って見えてきます。あるいはあなたが見方を変えるだけで、不思議なことにその人達も変わってくるように思えるでしょう。

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自分の心の中の、恨みや恐怖心を相手に投影していないか?、自分の方が抵抗を捨てて変わるだけで消えてしまうものが投影です。あなたの恨む持ちがそのような人を作り出しているのです。
あの人が変わらなければ、自分は許せない、幸せになれない、納得できない、・・・等々の考えは自分が変わるだけで消えていきます。それが自分の中の投影に過ぎなかったからです。

周りの人たちに影響されて自分が悩む必要はまったくないことを、何度も思い起こしてください。あなたは、あなた自身の選択で自由になっても一向に構わないのです。誰からも自由を奪われず、誰の自由も奪わず、あなたはただあなた自身でいて一向に問題はなかったのだと、そう納得できるまで今までの話を思い起こし続けてください。
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ウイルスと戦うのが目的ですか?

頑張るうさぎ


ウイルスやバイキンが身体に入り込んだら、戦ってもらわないとなりません。

幸い私たちの身体は、自分で意識しなくても、異物を排除しようと戦ってくれるようにできているようです。

身体の場合は、通常は特に気にしなくても、それを勝手にやってくれている。これ自体すごいことだと思います。
だからこそ生き延びていけていることに感謝すべきです。

しかし、身体の場合はそうですが、心に関してはどうでしょう。

私たちは、心についても、やっかいなものを排除しようと夢中になっているところがあります。

「これさえなくなれば、そうすれば私も幸せになれるのに!」

そんなふうに考えてしまうと、外側の何かの対象、それがものでも出来事でも、そして特定の人の場合もありますが、それらと戦おうとしてしまいがちです。

ですが、本当にそれがやるべきことなのでしょうか?
ウイルスを見つけては、それと戦うのがやるべきことなのか?

そんなふうに問いかけたことはありますか?

たしかに、今の問題と向き合うというのは正しく思えます。
これが原因なのだから、それをやっつけてしまえばいい。

そう考えるのは、非常にわかりやすいから、邪魔者をなんとかしさえすれば、後は幸せが待っていると考えてしまいます。

ですが、ウイルスの例えで考えてみてください。

たしかにウイルスが侵入したら、対抗しなければなりません。
ですが、何もなかったら?その時何をしているのでしょう?

いつでも、問題や障害が起きているわけではありません。
いつもウイルスがいるわけではないのです。

そのような機会は絶えず生じているのに、なぜか私たちはウイルスを見張ったり、見つからなければ作り出してでも何かを解決しようとしていないでしょうか?

「問題は何もない。さてあなたは何をしたいのか?」
この質問にすぐに答えられるでしょうか?

ただちにイエスと答えられる方は、これ以上読まなくてもいいかもしれません。

しかし、思考というものは絶えず何かを解決しようと働きます。
何もしなくてもいいですと言われても、「いやそう言われても、何かが起きるかもしれません。しっかり見張っていますから」と答えるのです。

そして、いつの間にか、対策を講じることばかりにとらわれてしまいます。

エゴというのは、そのようなウイルス対策のような存在です。
見張っていてくれるのはいいのですが、なにもないときにまで、絶えず口出しをしようとします。

ここまで読まれて、何をいいたいかお分かりになったでしょうか?

ウイルス対策は最小限の働きに抑えて、本来の自分を生きることに時間を使いましょうということです。

休むネコ


実は、嫌なこと、うんざりする仕事というのは、このウイルス対策まがいのものが多いような気がします。

気が進まない。できたらこんな作業やりたくない。今すぐそれで問題が生じるわけでもないのに、いつまでも囚われて、慢性化している作業を手放してみましょう。

全く必要がないとはいえないけれど、やっていてつまらないし、どうせ必要になる時は来ないだろうと思っているなら、それはもうお休みにしてしまいましょう。

もっと、今必要を感じること、そしてやっていて手応えを感じる作業に絞り込んでみましょう。

切り捨てと絞り込み、これをやってみれば、もっとあなたは楽しくなり、充実感を感じられるはずです。

いやいややっていると感じる時間もどんどん少なくなるでしょう。

さあ、目の前に登場した作業、いまやるべきことですか? 
放置してもまず問題無いと思えるなら、お休みにしましょう。

自分でそうする許可を与えて下さい。

やりたくないのにやっていることとは、実は誰かにやらされていると感じているのです。
やらないでいると、誰かが怒り出すという、古ぼけた実体の無い記憶がいつまでもそうさせるのです。

そんな人はあなたの外側にはいません。
いるとすれば、あなたの中の一部が監視しているだけなのです。

思い切って、うんざりする仕事を放り出してしまいましょう。
その代わりに、やりたいのにこれが終わってからと思って我慢していたことをやってみましょう。

それが、言い訳にすぎないのか、そうでなく正しい選択だったか、すぐに自分自身が実感として判断してくれるでしょう。

そう、これでよかったんだ!これがやりたかったんだ!と感じられるなら、あなたはそれをもっと早くやってよかったのです。

機会を逃してばかりいれば、気がついたときには、もうそれが魅力のないものに変わってしまうかも知れません。

そんなことを繰り返していれば、生きていることがちっとも楽しくなくなるでしょう。

思い出して下さい。
私たちは、バイキン退治のために生きているわけではないことを。



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執着を手放そう~これについての大きな誤解~

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「執着を手放そう」と言われたら、どんなことを思い浮かべますか?

何かこう、辛い修行でもさせられるような、あるいは欲しい物を無理やり諦めさせるようなイメージを持つ人もいるでしょう。

しかし、私たちは本来、決してそんなに欲張りでもないし、たくさんのものを持て余すほど欲しいなどと思ってはいないのです。

欲望や豊かさというものは、その多くは文化的に教えこまれたものに過ぎません。

「ミリオン・ダラー・アーム」という映画があります。
実際に見たわけでなく、解説を聞いただけですが、少しこの話をしましょう。

この映画では、インド(人口が巨大)ならきっとすごい人材が見つかるに違いないと思って、メジャーリーグの優秀なピッチャー候補を探すというお話です。

さて、インドでは野球というものを知らない人がほとんどで、なかなか選手候補は見つからないのですが、それでもなんとか2人の候補者を探し出します。

この候補者は、最初の条件157Km/hだったかのスピードボールを投げられたら合格だったのですが、それには少し満たなかった。
しかしそれでも数千万円の報酬を受け取り、アメリカへ二人を連れて行きます。

今回取り上げたい話は、この人達はこれ以上豊かになりたい、金持ちになりたいなどと考えていなかったという事実です。

インドでも、富裕層はいますが、特にインドでは富裕層と貧困層は極端に2分化されていて、貧しさに慣れた人たちはお金持ちになろうなどと夢にも思っていないという現実も影響しているようです。

スカウトのアメリカ人は、彼らに何とか夢を抱かせ、もっと頑張ろうという気にさせたいのですが、彼らは一向に興味を持ちません。

いろんなお金持ちの生活を見せて、その気にさせようとしても、全く自分には関係ないい事のように思ったままです。

「何のために使い切れないほどのお金を持つ必要がある?今回もらったお金があれば、インドなら家族皆んなで充分暮らしていけるのに・・・」

と言った感じなのでしょうね。

では私たちはどうかと振り返ってみれば、アメリカンドリームではありませんが、やはり機会があれば自分も大成功してお金持ちになれるかもしれないという夢を持ちます。

そこまでいかないまでも、貧乏なよりお金持ちの方がいいに決まっていると思うわけです。
それに日本という国は、お金を使えばこんなに豊かになれると思わせるものが、あふれていますし、容易に手に入るところにあります。

それだけでなく、テレビのCMはしきりにあなたももっと豊かになれますとか、競争を促すものにあふれているのです。

欲望とは、実は文化によって作られたもの

ということは否定出来ないし、あまりにもそれに慣らされているので、果てしない欲望は普遍的な人間の特性だと信じ込んでいるわけです。

いいかえれば、慣らされていなければ、あなたは今ほど何でもかんでもほしがったりはしない。

そして、実は何かを欲しがることなんて、本来は面倒なことであって、できればやりたくないと思っているのが本来の姿であるというのも、すこし想像力を働かせれば思いつくことではないでしょうか。

横道にそれましたが、「執着を手放す」ということも、このような観点から考えれば苦痛でもなければ、むしろ望んでいることなのかもしれません。

いったん「欲しい、欲しい」モードが起動すると、本当にそれが欲しかったり必要があるかなど、どこかに切り捨てられてしまいます。

「どうすれば手に入るか?それを考えなくてどうする!役に立たない(お金にならない)ことを考えるなんて、ダメ人間のすることだ!」

こんな声も聞こえてきそうです。

「どうすれば手に入るか?」こう問いかけたら、もう一直線にそれに向かって走りだす。
心理学でよくやる迷路を学習して、なんとか早く餌に辿り着こうとするネズミのようになってしまうのです。

思考というものが、とにかくゴールに辿り着こうとするように働くものなのだ。と言われることもあります。
※これももしかすると、文化的に作られた部分があるかもしれません。

「我慢しましょう」ではなく、「本当にそんなものほしいと思っているの?」と問いかけてみましょう。

「ホントはねえ、あるに越したことはないけど、別にそんなに欲しくないのよ」というのが本音だったりするかもしれません。

何かを手に入れようと無理をするのは、それだけ自分の自由を奪う行為です。

さて「執着を手放す」ということば、この文章のスタート時点とはずいぶん違って聞こえてこないでしょうか?

むしろ、「執着を手放す」ことは楽しいこと、あなたに自由をくれて、余計な負担から解放してくれる、心躍る試みなのかもしれません。

「よし、これで1つ負担を消し去ることができる」
そう思って、余計な作られた欲望から解放されましょう。

ことばの操作などではありません。
あなたが本当に望んでいること、それがそこにありませんか?


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自分で考えるということ。

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自分で考えるということ。

今は答えを出せないというのも、立派な回答であること。
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さて前回のお話で、
「いろいろな方と相談をしていますが、やはり気になっているのはそこ(人間関係)にあったんだな、と思うことも非常に多いのです。」
ということを書きました。

たとえば、純粋に仕事上の問題と思っていたけれど、実はそれを実行するときに避けられない対人関係において、自分が自信が持てないことに問題の核心があったりするわけです。

あるいは、自分の能力に限界を感じたり、失望しているように見えても、実際は直前に行った人との比較や、誰かのことばで自分の自信がぐらついているに過ぎなかったりします。

どちらにしても、いまの自分のままだと、現実を乗り越えられないと感じています。

かと言って今の自分を思い切って変えられるとも思わないし、そんな危険を犯したくもないわけです。

そのことに正面から立ち向かうのが怖いと感じているわけです。

そして、そうやって自分の限界を作り出してしまった元はといえば、それもまた人との関わりの中で生まれてきているわけです。

例えばそれは、子どもの頃に言われたまわりの人間(両親など)の言葉だったりするわけです。

あるいは仕事をするようになって、別に悪気はなくても、ダメなやり方をダメと言われる事は、仕事である以上出会います。

自分に自信がないほど、いくつかそういった経験が重なれば自分の能力を諦めてしまいます

他人から言われた現実が正しいのであれば、それはつらくても受け入れなければならない。

しかし、他人の評価は必ずしも正確ではありません。

人を指導するのに慣れている人の意見ならば、信頼性は高いでしょうが、そういった人だけがあなたを評価するわけではありません。

間違った評価というのは、特にそれがあなたに可能性のある分野であるほど、それで自分を見限ってしまうのは大きな損失です。

そして、実は他人の評価が単独で、あなたの反応を引き起こすわけではありません。

そこには必ず、あなたの側で「この人のいうことには反論できない」とか「この意見には反論する自信がない」とか、あなたの側の弱い部分が受け入れてしまうことを後押ししているということです。

それらは、けっして客観的でも、公平でもない判断に基づいた偏った判断であることが多いのです。

さて、何が起きているかの説明が長くなってしまいましたが、それではどうすれば間違った判断を下さないでいられるのでしょう?

それが今回の本題です。

一言でいえば、「必ず自分で考えた上で判断を下す」ということです。

「自分で考える?いつだってそうしているよ!」と言いたくなるかもしれません。

考えてはいますが、それは制約だらけの中で考えているのです。

どんな制約かといえば、それはあなたが依存している考えに、反しない範囲でしか考えられないということです。

たとえば、たまたまうまく運んで何かをやり遂げられると、これこそが正しいやり方だと信じてしまいます。

だって、現実にうまくいったんだから、何を疑う必要があるだろう?と思うのは自然な成り行きです。

しかし、いったんそれに依存して、どんな場合も「これが当てはまる」と考えだせば、柔軟な考え方は次第に失われていきます。

柔軟な考え方とは、いろいろな選択肢を、絞ってしまわないで、一つ一つ当てはめてみることで得られる場合が多いわけです。

しかし、毎回面倒な手続きを通るのはだんだん面倒になってきます。
それくらいなら、充分実績があるからこれ信じようと思うほうが楽になってくる。

これがプラス由来の思い込みです。

それとは逆に、マイナスから生じる思い込みもあります。

なにか痛い経験をして、必要以上にそれを恐れるようになれば、だんだん無意識にそれが絡んでくる道筋は避けるようになります。

こうしてマイナス由来の通り道が出来上がってくるわけです。

「必ず自分で考えた上で判断を下す」ということをやりたい。
しかし、その自分の考えも決して公平でも、柔軟さも失っているわけです。

そんな八方ふさがりなことを言われて、一体どうすればいいというのか、いい加減しびれが切れてきたかもしれません。

それは、ここで起こってきた考え方を見直しましょうということです。

「いい加減にしてくれ、どうしろっていうんだ!答えを教えてくれ!」と言いたくなるのをやめてみましょう。

「八方ふさがりだ。大変なことになった」といって、答えが出ないことを恐れないことです。

実は他人の批判にすぐダメージを受けてしまうのは、選択肢の少ない考え方、柔軟性のない判断の下し方をしているからです。

選択肢が少ないほど、間違った判断をしがちです。
柔軟性を失っているほど、簡単に結論を下してしまいます。

結論が容易に出ない問題であるほど、そのまま判断を下さないでいるという能力が必要なのです。

保留にしておくこと、曖昧なままでいることに耐えられる力をつけるほど、状況や他人の意見に左右されにくくなります。

逆にその耐性が弱まっているほど、早まった判断を下してしまいます。

失敗した経験を思い出してみてください。

そのほとんどが、もう我慢できないといって、充分な判断基準のないまま片方を信じてしまったことで起こっていないでしょうか?

そして、そこに対人関係が加わり、影響を与える人があなたの柔軟な判断を阻害する人であるほど、間違った判断が起こりやすくなります。

「これこそが自分らしさだから譲れない」ろいう判断と、
「答えが出ないから何かを信じたいと思って片方を信じてしまった判断」とでは、混同しがちですが、大きな違いがあるのです。

自分で考えるとは、前者を見分ける力であり、後者に対して保留のままにしておける能力なのです。

ここまで読んでこられて、期待されていたほど、明確で簡単な答えには見えないかもしれません。

色々書きましたが、この一つのことだけでも覚えておいて、実行してみてください。

それは、

「あいまいなままにしておける耐性を磨くこと」

です。

これが正しい判断能力を高める役に立ってくれます。

そして、現実の場面でも、簡単に他人のことばで傷つかなくなっている自分に気がつくでしょう。

「はっきりしてよ!」という脅しに乗らないこと。

判断がつけられないことは、結論は出せないと勇気を持って言えるようにしましょう。

その時、優柔不断にならずに、「答えは出せない」とはっきり答えればいいだけです。

今の時点では答えられないと判断することは、放棄することとは全く異なります。

セールスマンは商談をまとめようと働きかけますが、それとは全く逆のことをするのです。

いや~なお客さんになりましょう。

そうすれば、意に反したものを買わなくても済みます。

答えられないのに「自信を持って」というのは、ことば的におかしな表現かもしれませんが、「いまは答えられない」というのは立派な回答ではありませんか?






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第七の感覚 思考~「順序が逆」再

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でも最後には、心もただ存在で、心の仕事をやっているだけだということが理解されます。それは完全にくつろいでいます。それはただもう一つのものです。それは実際は第七感です。五感があり、感情の第六感があり、そして第七感が考えることです。ですから、考えることは第七感です。それは敵ではありません。~トニー・パーソンズ




考えることも七番目の感覚にすぎないとパーソンズは言います。
たとえば、暑いと感じていたら、夏が過ぎていつの間にか涼しくなったね、と感じるように、考えることもそれとと同じようなものだということです。

何かが起こり、それについて感じる私たちがいますが、考えることもそれと同じで、あとから感じ取っている存在の現れです。
決して、あなたが何を、どのように考えた結果、何かが起こるというような大それたものではなく、ただあとから「考えとった」存在なのです。

ただ、起こることが起き続けます。
あなたが、「結果的にどのようになる」と考えることも、その考えが起きるだけです。

なにか大事なことを、失敗のないようにやり遂げなければ、と意気込んでいれば、あなたは考えずにいられませんね。
どうやったらいいか、あれこれ思い悩むでしょう。

そして、「こう考えていれば、必ず成功する」という秘策を誰かが教えてくれないかと期待し、探し求めることでしょう。そんなものが在るなら、なんとしても知りたい、いくら出してもいいから教えてほしいと。

しかし残念ながら、考えることにそのような力はなく、むしろ考えもまた、起きてくる感覚のようなものに過ぎません。

私たちは「努力してこそ、何かを成し遂げられる」と根深く教えこまれて来たために、起きることに対して何かできないか、せめて考えることにでも力を尽くしたいと考えるのです。

充分に考えを尽くせば、何も準備しないよりもより良い結果が得られると信じたいのです。

たとえば、あなたが就職を探している学生だとします。
そこに、千載一遇で良い条件で、理想の会社の面接が受けられることになったとしましょう。
あなたは、喜ぶとともに、どうやって失敗しないで面接をパスできるかが心配で夜も眠れなくなります。どんな準備をしておけばいいか考えると、何も手につきません。

しかし、今回は、それらを考えるのを一切やめてみましょう。
面接の準備をするという脚本のドラマを、あえて見ないで、直接面接に挑みましょう。

結果は、どのようにでも起きることが起きます。

失敗して、もっと準備をしておけば、結果が変わったかもしれない、とあれこれ考える事が起きるかもしれません。
あるいは、その会社に入って、まわりの人からどうやってあの会社には入れたのかを聞かれ、「それはね、あれを準備して、こう考えて・・・」と説明を考えだしているところかもしれません。

どちらにしても起きることが起きます。
これは、運命論とか、宿命論ではなく、あなたが今まで経験したことを振り返れば、起きることが起きてきたことは明らかでしょう。

もちろん「どうすればいいか、あれこれ考えに考え続ける」ということが、あなたに起きることであれば、それが起きるでしょう。

しかし「どうすればいいか、あれこれ考える」ことを、苦痛に感じたり、思い悩む必要はありません。それは、まったく必要のないことです。
それもまた起きることなら、気にせずとも起きるだけだからです。

考えること、思考とは、第七の感覚のようなもの。
まず事が起こり、あとからあれこれ考えているのです。その感覚を「考えとって」いるだけです。

まず考えて、それで結果が左右されるという順序だと考え、考えと出来事の因果関係を無理やり創りださないでいましょう。
そうすれば、あなたは「まず何かが起きる」のを見守っているだけでいいとわかって、気楽になれるのです。
考えなくてもあなたはいつのまにか参加しているのです。
起きることが否応なしに起きるのを、ただ見ていればいいだけです。

そうすれば、意味のない悩みや杞憂に、エネルギーを奪われる必要はないことがわかり、解放されるのです。
いままでどれだけ、未来を創りだそうともがいてきたか?
それに費やした気力は、実はどちらでも良かったという事実を知るのです。



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不安になった時の対処法

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不安になった時の対処法

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普段から定期的に不安におそわれることがある。

あまりうまく行きすぎていると、本当に大丈夫なのか、なにか悪いことが起きるのではと気になりだす。

普段は全然大丈夫だけれど、何かのきっかけで不安になったり、疲れがたまっていると、
いままでの自信がどこに行ったのかと思うほど、動けなくなってしまう。

不安とか恐れは、人によって現れ方は様々です。

普段自信ありげにしている人でも、たいてい人には言えない不安感を抱えているものです。

すぐに立ち直れる人もいれば、何もやる気がしなくなるほど、動けなくなってしまう人もいます。

そこで、不安に入り込みそうになったと感じた時、どのように対処すればいいかを考えてみましょう。

不安というのは、対象が曖昧であることも多いのです。

漠然と、自分が心配になったり恐れている対象はこの辺りだと信じ込んでいます。

そして、不安に入り込むと、その思っている対象が原因であって、
それが解決したり、いなくなってしまわないとどうしようもないと思いこむことがほとんどでしょう。

しかし「不安=問題だと信じている対象」と思いこむのをちょっと待ってみましょう。

問題である対象があるから、私は不安になる。
対象が解決しないと、私のこの不安感は消えない。

これこそが「原因と結果」の関係であると、すぐに思い込んで疑いませんが、それが不安を不安のままにしてしまうのです。

冷静になってもう一度考えてみてください。

この「原因」とは、今に始まったことでしょうか?
今回不安になったのは、突然この原因となることが起きたからなのでしょうか?

たいてい私たちが不安になる「原因」は、定番とも言えるその人固有の苦手な部分が引き起こしています。

例えば、こんなに頑張ってきたのに、ちっとも結果が現れない。やっぱり私には能力がないのだ。いくらやっても、もうダメなんじゃないか?!

そのように思うと、いままで頑張ってきたことが、全て無駄だったような気がして、どっと疲れが押し寄せてきます。
あんなに頑張ったのは、一体何だったんだ、全て無駄だった。
私は、やっぱりこれに取り組むべきではなかった。きっと、私がやってきたことを見て、嘲笑っている人がいるだろう。
もう嫌だ。失敗するようなことには二度と手を出さないぞ!

このように、次々と悪いことを予測してしまい、いろいろな過去の失敗体験を重ねあわせて、
またあの時のようなことが起きるに違いないと思ってしまうのです。

もういちど、それをやってみよう!、トライしてみようと思った時に立ち戻ってみてください。

その時は、自分を疑っていなかった、頑張ればなんとかなると、確信すら持っていたはずなのです。

結果が出ないことで、そのような冷静な判断は間違っていた、やっぱり高望みしてはいけないと思うようになってしまうのです。

実は、不安とワクワク感とはどこからが不安で、どこからワクワクかは区別が難しいものです。

もともと、同じ期待感が、過去の失敗と結びつくと、不安の方に傾き、
逆に小さな前進がもたらせれば、今度はワクワク感として感じられるだけなのです。

人間の心理なんて、現金なものです。

人に言えないような深い悩みだと思い込んでいても、
だれかと一緒に整理してみれば、他愛のないことがそれを作り出していることがほとんどです。

もうダメと諦めかけていても、小さな結果が幾つか現れれば、途端に元気になって「ワクワク感」に変化します。
簡単に結果が出なかったことですら、「だから面白いんだよ!」と逆の側面から見ることさえできるようになるのです。

いまはとても自信ありげな人でも、最初は不安で、とても偉そうなことをいえる状態ではなかった。

結果を積み重ねたおかげで、自分の経験をいい方に解釈して後付の理屈を言っているにすぎないことも多いのです。

「それでも負けずに頑張った!だから今があるんです。」と誇らしげに語ります。

たしかにそうです。

しかし、その時は、結果が出るまでとても自信など持てなかった。

不安だらけで、何度も諦めかけたこともあったでしょう。

今だからそう言えるのです。

すこし最初のテーマからそれて来たかもしれませんが、
話を元に戻しましょう。

不安な状態でも、何が直接自分を怯えさせているのか、その正体をよく調べてみることです。

不安は、漠然とした対象を相手にしているから起きるということを考えてみてください。

「本当に今不安なのは何?」ということを、正直に捉えてみてください。

さきほど「きっと、私がやってきたことを見て、嘲笑っている人がいるだろう。」というフレーズを入れましたが、
これも不安の原因は結果が出ないだけでなく、他人からどう見られるかといった要因を含んでいることを示しています。

結果が出ないことが不安を作り出していると思い込んでいても、実は対人関係の不安の方が主要な原因であったということも十分考えられるのです。

むしろ、出来事自体よりも、人が不安を感じる原因のほとんどが対人関係に起因すると思ってもいいくらいです。

私はいろいろな方と相談をしていますが、やはり気になっているのはそこ(人間関係)にあったんだな、と思うことも非常に多いのです。

自分自身に対しても、人は本当の原因を言わないことが多いものです。
そこにまで、人に聞かれても恥ずかしくない理由を作り出してしまいます。

だからこそ、不安の原因は、「本当のところ、どこにあるの?」と問いなおしてみてください。


それを避けて、漠然とした不安のままで居る限り、その不安は繰り返しあなたを悩ませることになるでしょう。

だれも聞いていないから、あなた自身には本当の理由を言ってみましょう。

「私が本当にこわがっているのは何?」


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