それでも外側を探しますか?

虫眼鏡で観察


自分を満足させてくれるものがどこかにあると思って、つい外側を一生懸命探しまわりたくなりますが、心の問題は自分の内側を探さなければ解決しないだろう。

このような主旨の話を一貫して書いていますが、現代のような情報が向こうから押し寄せてくる時代にあって、このことをどう考えればいいのだろうということを少し考えてみました。

ネットの普及によって情報の伝達手段が容易になり、それとともに情報にお金を払うということもどんどん常識化してくるようになります。

かつて日本では一部の例外は除いて、お金を払って水を買うという発想はありませんでした。
「湯水のようにお金を使う」という表現があるように、「水はタダ」と言うのが当たり前だったのが、いまではコンビニでペットボトルの水を買うのも常識になってきています。

同じように、情報もお金を出して買うものというのが、特殊な情報でなくても当たり前のように思えてくる時代が徐々に到来しているのでしょう。

そうなると、売り手つまり情報の供給者側は、自分が特別な情報を生み出すことよりも、いろんな情報を収集して整理し、買い手の欲しがるものを作り出すことに関心は向いていきます。

情報の供給者とは情報の専門家である必要は無くて、情報を扱う専門家になればいいということになっていきます。

極端に言えば、中身はよく知らなくても、右から左に受け流す専門家になればいいわけです。
「内容の真偽は自己責任で使ってください」なんて責任放棄を堂々と宣言できる時代になっているのです。

一方で、そういう時代になってくれば、買い手である一般の人たちは、お金を払ってもいいから、価値のある情報を手間を掛けずに効率よく手に入れる方法に関心が移っていくでしょう。

具体的に目に見える物がからんでいない情報についても、お金を出して買うことも当たり前になります。それはいままでの本を買うのと同じことです。

しかし、目に見える製品と違って、ノウハウ的なものはその価値を判断することは難しいわけで、返品はきかないけれど買って試して見るしかないと言うことが多いのです。

そこで頼りにするのは、売り手が謳っている効果や誰の情報化という権威、あるいはネット時代ならではの口コミ情報といったものになってきます。

また売り手は需要を作り出すためには、「いま何が必要なのか」を掘り起こして、それ自体をも商品にしようと考えるでしょう。

何が必要かまでを外から教えて貰って、かろうじてどれが自分は必要だと思うかの選択をする自由だけを与えられる。

そんな極端な話も、あながち冗談ではなくなってしまうでしょう。

つまり自分が何を欲しいのかまで外側に頼ることが、より加速し増大しているのです。

しかし自分の生き方まで誰かに教えて貰っていていいのだろうか。
そんな危機感を感じないでしょうか?

自分は必要なことは自分で考えているから大丈夫だと言っても、考える材料はいつのまにか外に頼っているわけですから、誰が考えたことかは怪しいものです。

情報を遮断し、いままでの流れをストップして、リセットまでは行かなくても自分を振り返る時間をもっと持つべきなのです。

外から与えられた「これを知らないと生きていけません。取り残されますよ!」という脅しに乗って、恐れから行動していないかをチェックする必要があります。

毎日送られてくる情報に、じわじわと作られてしまった自分を増殖させてしまうのをストップしなければなりません。

鏡の中の女性


たったいま自分が気にしていることは何でしょうか?
それはもとをたどってみても自分から出てきたものでしょうか?
それとも誰かに教えられたことを信じたからでしょうか?

別に瞑想などという大げさなことを考えなくてもいいから、外の情報を遮断して(自分が取り込まないと思うだけで充分です)、過去や未来に左右されずに「いまここ」での自分を取り戻してみることです。

そこには、外から仕入れてきたお仕着せの楽しみもなければ、しつこく脅かしてくる強迫的な訴えもありません。

何が見えて来るかの保証はありませんが、自分を縛り付けるくだらない雑多なガラクタも綺麗に消してしまえるのです。

自分は最近、何の気がかりもない時間を一瞬でも持てているだろうかと振り返って見ましょう。つまり無防備でいられる自分を少しでも過ごせているでしょうか。

そうしないと、いくら仕事を忘れようと旅行に出かけても、取り戻すべき自分が何だったのかが、だんだんわからなくなってしまいます。

これで準備はすべて整ったと思って振り返れば、まわりにあるのはすべて誰かに押しつけられたものばかり。
自分が選んだものなど何もないことに、ようやく気づく。
そんなことにならないようにです。

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